任天堂のゲーム機であるWiiが10月1日から2万円に値下げするようです。
任天堂、Wiiを2万円に値下げ 10月1日から (ITmadia)
これまで、Wiiの希望小売価格は25000円だったが、今回の値下げで5000円下げたことに。意外な事に今回が初めての値下げとか。それだけ、売れ行きの良かったゲーム機なんですね。ただ、発売当初は他のゲーム機と大きな差をつけたWiiだけど、ここ最近は値下げの効果もあり、PS3との差が縮まりつつあるとか。これに対抗すべく、今回の値下げに踏み切ったんですね。
これで、すべての主要ゲーム機が値下げしたことになり、競争が一層激しくなりそうな予感かも。
ただ、値下げしても効果があるとは限らないみたいで、PS3の場合は3倍の売り上げがあったものの、Xbox360はそれほど効果がなかったとか。果たして、Wiiは値下げの効果が出るのでしょうか
そのカギを握るのがソフトだけど、こちらは「Wii Fit Plus」が同じ日に発売することもあって、より幅広い層に取り込もうとしているんですね。ちなみに、任天堂も「さらなる拡販を目指して、Wiiが更に多くのお客さんにとって『取り巻く人々を笑顔にするマシン』にしたい」と思って値下げに踏み切ったぐらいですから「Wii Fit」の続編と同時に値下げするのは妥当かもしれませんね。
その一方、DSはというと値下げの動きはないものの、ライバルであるPSPが1万6800円に値下げされるとか。ちなみに、DSiは税込みで1万8000円なので価格差でPSPと逆転してしまうことに。こちらは7月に発売された「ドラクエIX」
や今月発売された「ラブプラス」や「ポケモンHG・SS」
が好調とはいえちょっと不穏な空気が漂いそうだけど…。こちらも、Wiiと同じように対抗値下げはあるかもしれませんね。