最近、ヤフオクでポケモンエメラルドが出品されているか毎日チェックしているが、最近の落札価格を見る限り平均して2000~2300円かなと思っています。


そんなことはいいとして、日経ネットでちょっと気になる記事がその記事とは「ドラクエ9」DQの成功に関することだが、ポケモンが大ヒットになった要因として1つしかないセーブデータにあるのではないかというものらしいが、実際にPS2やPSP、ゲームキューブはメモリカードという外部記憶媒体によってセーブデータが保存されます。つまり、自分が遊んだメモリカードさえあればゲームの自体は中古で売ってしまっても構わないし、再び遊びたければ中古屋さんで買いなおすなんてこともできるというわけ。ちなみに、ゲームキューブ用ソフトで販売されたコロシアムやXDはセーブデータが1個しかないがメモリカードで保存される以上、複数個のメモリカードさえ持っていればレポートを消さずに新たにゲームをやり直すということもできます。


ところが、ゲームボーイやニンテンドーDSはゲームとセーブデータが一体化されており、ゲームデータが1つしかないポケモンに至ってはこれ自体が自分で遊んだ記録といってもいいぐらいです。つまり、1個のカートリッジには自分で育てたポケモン達プラスル2が詰まっており、ポケモン達の愛着感がかえってカートリッジの価値を高めることになるわけ。つまり、ゲームそのものの愛着感があってこそ、大ヒットの要因でもあると同時に中古に流れているのを抑える効果をもたらしているんです。つまり、ポケモンに関しては中古に出ている数が少ない上にあったとしてもそれほど値崩れしないんですね。


ちなみに、任天堂ではポケモンの成功を受けて「nintendogs」や「おいでよ どうぶつの森」ねこのブーケなどでも積極的に展開し、長期のブームを築き上げたし、スクウェアエニックスもドラクエ9で同じことをしてヒットしたということが書かれていました。ただ、ドラクエ9に関してはドラクエ4ソロから続いていたカジノが無くなったという不満点もありますが…。


そんなわけでポケモンの人気が今でも続いているのは単なるゲーム作品にとどまらずサービスプラットホームの側面を持っているのではないかなと思っています。


「ドラクエ9」は作り手の鮮やかな作戦勝ち (IT-PLUS)