PS3が9月にスリムになって価格も3万円以下とこれまでよりもお求め安くなるみたいだが、これで影響を受けるのが任天堂が出しているWii
だったりします。ただ、Wiiの場合はゲーム機の性能としてはPS3や箱○に比べるとやや劣るもののWiiリモコンによる直観的な操作や3万円を切る安さも手伝ってPS3よりも優位に立っていたけど、今回の値下げによって価格差による優位はほとんどなくなったといってもいいぐらいです。しかも、今回の値下げでどれぐらいWiiに迫れるか関心のあるところだったりします。
ちなみに、ネットワークサービスに関してはWiiがバーチャルコンソールで過去に発売されたソフトだけでなく、Wiiウェアでオリジナル作品も配信していたり、動画については1月にみんなのシアターWiiを配信しただけでなく、任天堂も5月にWiiの間を配信したりとここにきて充実しているみたいです。ただ、PS3も同じことといえます。ちなみに、PS3の場合はPlayStation Storeがこれを担っており、ゲームアーカイブスで過去に発売されたソフトを遊ぶこともできるとか。どちらもネットワーク回りは強化されていて差はないみたいだが、バーチャルコンソールがWiiのみのサービスに対し、ゲームアーカイブスはPS3だけでなく携帯ゲーム機であるPSPにも提供されているものの、ソフトの本数ならファミコンやスーパーファミコンのソフトが遊べるバーチャルコンソールのほうが軍配が上がるかも。
それならソフトのほうはというとWiiのほうは「はじめてのWii」や「Wiiスポーツ」シリーズ、「Wii Fit」、「街へいこうよ どうぶつの森」といった誰でも遊べるものや「スマブラX」
や「マリオカートWii」
、「モンハン3」などといった有力な作品も数多くあるけど、そのほとんどが任天堂製といった感じかな。それに対してPS3のほうはというと、「メタルギアソリット4」や「ガンダム無双」シリーズといった作品もあるけど、どちらかといえばサードに強いといった感じかな。ただ、今後発売するソフトを見ると9月に「テイルズ オブ ヴェスペリア」、来年には「FFXIII」といった有力作もあるものの、先行きが不安なところも否めないかも。一方のWiiも「New スーパーマリオブラザーズ」がこの冬に出るけど、こちらも有力な作品が目白押しとはいかないみたいです。つまり、誰でも楽しむのであればWiiで本格的なゲームを楽しむならPS3のほうがいいかもしれませんね。
結論から言えば、PS3とWiiの価格差は無くなるものの、ユーザー層が競合することはないだろうと思っています。