ファミコンに比べるとやや地味な感じだけど、ゲームボーイ
も今日で発売からちょうど20年がたったんですね。
ゲームボーイは1989年4月21日に発売され、「スーパーマリオランド」や「テトリス」の爆発的なヒットによって、携帯ゲームの市場を切り開いたんですね。その当時、任天堂はゲームボーイで「テトリス」を発売しようとわざわざ当時のソ連に行って版権交渉を行い独占販売権を得たものの、アタリゲームズと版権争いになったことでも有名になったんですね。その後、ザ・テトリス・カンパニーという版権を管理する会社が設立され、以前のような版権争いは無くなってしまいました。
その後、「テトリス」ブームが去り、これといったソフトもなく、売り上げも頭打ちになったところに「ポケットモンスター 赤・緑」が登場することになるんですね。
ポケットモンスター。略してポケモンは「ゲームは2人で対戦するもの」というこれまでの考え方に「交換(協力)する」という要素を取り込むことで子どもたちを中心に大ヒットしました。しかも、ポケモンはゲームだけでなく、翌年にはアニメがブレークするなどゲームボーイを再生させただけでなく、世界的なヒットとなったんですね。
そういう意味でポケモンがゲームボーイの再生に大きく貢献したのは確かだし、「テトリス」とともに代表作であるんです。
その後、モノクロ画面だったゲームボーイもゲームボーイカラーの登場でカラー画面になり、ゲームボーイアドバンスへと進化しました。
2004年にはニンテンドーDSが登場し、脳トレブームをあってかゲームボーイはおろかファミコンを超えるぐらいの空前の大ヒットとなったんですね。それとは裏腹にゲームボーイシリーズは徐々に表舞台から姿が消えたんですね。特に末期に発売したゲームボーイミクロは最終的には60万台と任天堂のゲーム機にしては散々なる結果でした。その後、任天堂の携帯ゲーム機はニンテンドーDSシリーズに一本化されましたが、GBAスロットとの連動もあるためかポケモンエメラルドなどの一部のソフトは今でも販売されているぐらいです。

ゲームボーイの販売から20年がたったが、今ではニンテンドーDSが中心だし、ゲームボーイ向けのソフトを遊ぶにしてもGBAのソフトをDSで遊ぶぐらいになってしまいました。(それでも、GBA版のポケモンを交換するときにGBASPを使うことはあります。)でも、DSの大ヒットも基はというとゲームボーイがあってこそだと思いますし、ゲームボーイの再生がなかったらDSはおろかPSP
