ITmediaNEWS によると東京都町田市議会は「Googleマップ」の「ストリートビュー」など、地図情報と写真を組み合わせたサービスについて、現状把握や事業者に対する指導、法整備の検討を求める意見書を採択しました。
Googleマップにあるストリートビューは地上から見た道路の景色を表示することができるサービスで、バーチャルではあるがドライブしたり、道を歩いたり、風景を眺めるということもできるみたいです。見知らぬ土地を訪問したり、待ち合わせに便利な反面、空き巣やストーカーなどに悪用されるという心配も懸念されています。おまけに、風景画像の一部に車のナンバーや人の顔、表札などが読み取れるものなど、明らかにプライバシーを侵害しているものも少なくありません。
実際に各国でプライバシー問題が指摘されていて、アメリカでは訴えられたケースもあるぐらいです。
幹線道路や観光地周辺ならいいけど、住宅地の道路までカバーしていいのか疑問が残ります。通常、観光客が住宅地に踏み入れるということはまずありえないと思いますし、プライバシー問題の大部分が住宅地の道路上で発生しているわけだし…。
「Googleストリートビュー」町田市議会が国に法規制の検討を求める意見書 (ITmedia)
Googleマップ (Google)