CNET Japanに興味深い記事が書かれていました。
ハーバード大学の2人の研究者によると、暴力的なゲームを体験した子どもは日常生活でも暴力的な振る舞いをするというデータは得られなかったという。これは、大衆の意見の形成につながっている多くの報道から対立するものだ。(略)
調査に使われたゲームは「Grand Theft Auto」と「The Sims」の2種類。前者は暴力的なゲームに対して後者はそうではありません。これらのゲームを体験させて、その後の振る舞いを調べました。
ハーバード大の2人の心理学者は暴力的なゲームをプレイすることはほとんどの子どもにとって、ストレス発散に過ぎないという結論に至りました。中には暴力的なゲームを長時間遊んだ後に遊び半分の攻撃性を見せた子どももいたが、武道アクション映画を見た後に子どもが見せる反応と同じレベルだったようです。
暴力的なゲームが凶悪事件の引き金を起こすことはにわかに信じがたかったが、この実験で根拠のないデマであることが分かりました。ハーバード大というアメリカで最も有名な大学における実験である以上、信用に値すると思っています。
ちなみに、これらの実験結果は「Grand Theft Childhood」という本にまとめられています。
暴力的なゲームは子どもに影響なし (CNET Japan)