韓国版「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」(포켓몬스터DP)が発売してから3週間以上が経ちました。日本や欧米などの通信や相違点を中心にこれまで分かった点についてまとめました。
韓国版と海外版への通信
日本や欧米版と違い、韓国版から海外版への通信には制約があります。
ユニオンルーム (お互いに姿が見えません)
Wi-Fiクラブでの交換や対戦 (韓国版同士しか通信することができません)
GTS (ただし、海外版へ通信した場合はポケモンの名前が英語に変換されます)
バトルタワー
韓国版はかな文字やアルファベットは入っていますが、海外版はハングルの文字データが入っていません。そのまま通信したとき、文字化けが発生する恐れがあるため、韓国版同士しか通信ができなかったり、GTSで流したときに英語に変換されるなどといった対策が施されています。
交換したポケモンが、外国語の図鑑が掲載される対象のポケモンであったとしてもハングルの図鑑は登録されません。
パルパークと連動などについて
韓国版でもパルパークやダブルスロットは実装されています。ただ、韓国版のGBAのポケモンが発売されなかったため、海外版のGBAからパルパーク経由で連れて行くことはできます。大量発生にモンジャラとトロピウスが追加されたほかは海外版とほとんど同じです。
韓国版ダイパは買っても大丈夫か?
個人輸入や韓国で韓国版のダイパを目にすることがあるけど、現時点ではあまりおススメできません。ポケモンを遊ぶとなればたいてい日本版がほとんどなので、日本版と自由に交換できることが前提となります。日本版と交換ができる北米版と違って、現時点で日本版との交換する手段が2つの例外(パルパークとGTS)を除いてありません。
ちなみに、GBAで育てたポケモンを韓国版のダイパに送るのはリスクがあります。一度、ダイパに送ってしまうと元に戻すことができないし、日本版のダイパに移動する手段がほとんどないからです。
これらの点は今後発売するバージョンで解決していくかもしれませんが、韓国版のダイパを購入する際は以上のことは注意したほうがいいでしょう。
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