普段Switch2をPC用のディスプレイに接続してゲームをやっています。

 

PCとSwitch2をHDMIセレクターで切り替えてやる感じです。

 

映像はWQHDで綺麗だし144fpsのディスプレイなので120fpsに対応してて動きもとても綺麗です。

が、スピーカーがしょぼいのでOFFにしています。

 

Switch2はドックに入れると音声はTVかイヤホンやBluetoothオーディオ機器からしか鳴りません

何か接続しないといけないのが面倒なんです。

 

で、60fpsでも良いのでWindowsの画面に取り込めた方が良いかな?と思って

USB接続のHDMIキャプチャーを買うことにしました。

 

  USB接続のHDMIキャプチャーの罠

高級なやつはよくわかんないですが、1万円以下だとだいたい2種類のHDMIキャプチャーが販売されています。

 

・USB2.0接続のHDMIキャプチャー(買うな!)

 800円ぐらいから売ってます。映せる映像は4K30fps、FHD(1080p)30fps、HD(720p)60fps(30fps)。

 USB2.0接続なので基本的にはFHD60fpsが映せません。買わない方が良いです。

 録画解像度が変更できるアプリでHD画質にすれば60fpsで表示/録画可能

 UGREENのやつはFHD60fps出来るらしい(微妙に高いので未検証)

 →ちょっと調べてみたら新しいチップMS2130?を使っているUSB2.0のHDMIキャプチャーは圧縮率を上げる事でFHD60fpsが出るようです。だったとしてもUSB3.0の物を買った方が良いとは思います。発熱酷いらしいし・・・

 

・USB3.0接続のHDMIキャプチャー

 買うなら絶対こっち。安いと1500円ぐらいからあります(高いやつでも耐久性は微妙らしい)

 映せる映像は4K30fps、FHD(1080p)60fps、HD(720p)60fps。

 基本的にはFHDの60fpsでキャプチャーした映像をPCの画面に表示します。

 

・低価格HDMIキャプチャーのチップについて(追記)

 →MS2109・・・FHD30fpsまで。1000円前後の物が多い。

 →MS2130・・・USB2.0でもFHD 60fps出る物もあるが、MJPEG圧縮形式の為、

  USB3.0のYUY2に対応しているHDMIキャプチャーの方が画質が綺麗

 →MS2131・・・MS2130と同じだが、HDMIパススルーに対応。

 

※要注意① 商品本体にUSB3.0って印刷されているか確認する。

 Amazonには1080p 60fpsって書いてあってもUSB2.0のHDMIキャプチャーで30fpsまでしか出ない物がいっぱいあります。

 数十件以上のレビューがある場合は誰かがUSB2.0って言うのを指摘してたりするので、確認した方が良いです。

 

 商品の本体にUSB3.0と書かれてないやつは商品説明にUSB3.0って書かれてても怪しいです。

 商品説明にUSB2.0、USB3.0どちらも書かれていない場合はUSB2.0です。

 理由は単純でUSB3.0に対応しているのは売り文句になるはずなので対応しているなら書かない訳が無いからです。

 

 またType-Aの端子が青くてもUSB3.0に対応しているかはわかりません。勝手に青くしているだけの商品がいっぱいあるので。

 商品説明では青くても届いたら白色でUSB2.0って事もあります。

 

※要注意② 金属筐体で少し大きめの商品がオススメ

 HDMIキャプチャーはHDMIから入力した信号を圧縮してUSB経由でPCやタブレット等に送っています。

 そのためHDMIキャプチャー自体が結構発熱します。

 自分の発熱で壊れる事があるのでHDMIキャプチャーは金属筐体で少し大きめで放熱に余裕がありそうな物を選びましょう。

 まぁ2000円ぐらいの激安HDMIキャプチャーに耐久性を求めるのは間違ってるかもしれませんが・・・

 

※要注意③ Amazonで購入するのがオススメ

 Amazonなら商品説明にある内容と商品が違っていたらすぐに返品が出来ます。

 Amazon販売で無い物はちょっとややこしいので、最低でもAmazon倉庫から発送されている商品を選んでください。

 スペックが出ないのがHDMIケーブルやアプリの問題の場合もあるので、返品する場合はちゃんと確認しましょう。

 

※要注意④ 2K 30fpsは不要 

 用途にもよりますが、ゲームをやったり動画を見たり大半の事では2K 30fpsよりもFHD 60fpsの方が良いです。

 普段60fpsでやってるゲームを30fpsで見るのは遅延も多くやれたもんではないです。

 

  Amazonで売ってる商品を買ってみました。

 

↓商品説明に「1080p 60fps HD対応かつ高速チップ内蔵のため、伝送速度は最大5Gbps」とか書いてありますが、

USB2.0なので60fps出ないし5Gbpsでもありません。そもそもType-Aの変換にUSB3.0用の端子が用意されてません。

買わないようにしましょう。録画解像度を選べるアプリを使用するならHD(1280x760)60fpsに出来るので使い道はある。

USB2.0のポートしか空いてないって場合にも使えます。

 

 

 

↓USB3.0対応なのに1490円と激安だった商品、HDでもFHDでも4KでもFHD 60fpsで表示・録画できます。

 パススルー機能もあって筐体も少し大きめなので小型のやつよりは若干耐久性がマシそうです。

 MS2131を使用している為、低価格帯での性能は問題無し。

 というかこれ4月までは2500~3900円ぐらいしたのでかなり安い。

 問題は付属ケーブルがUSB-A to Aって事でしょうか。USB-Cへの変換は付いていないのでUSB3.0のケーブルを買うか、

 変換が必要です。(自分は変換アダプタを使用してます)

 

 

  Windowsで表示させる場合

 

録画や配信で使いたいならOBSを使った方が良いとは思いますが、

HDMIの画面を表示したいだけならOBSを使わなくても可能です。

 

自分が普段使いしている「MPC-BE」と言う動画再生アプリを使います。

 

↓マイクロソフトStoreから

 

↓配布サイトから

 

・先にHDMIキャプチャーをUSBに接続します。

・先ほど紹介したUSB3.0接続の物をPCのUSBポートに接続します。

 

・接続するとデバイスマネージャーのカメラの下にUSB3 Videoと表示されます。

ここがUSB VideoやUSB2 VideoになってるならUSB3.0で接続出来ていないので、

USB3.0のポートに挿しかえるか原因を調査する必要があります。

ここではUSB3.0対応のハブ経由で使用していますが、問題無く使用出来ています。

 

・MPC-BEを起動して「表示」→「オプション」を選択します。

・上記画面の様に「再生」→「キャプチャー」を選択

 

・アナログ設定を画像の通り設定します。

映像は勝手に設定されている事が多いですが、音声が別の物が設定されているとアプリがフリーズします。

アナログ設定

  • 映像: USB3 Video

  • 音声: デジタル オーディオ インターフェイス (USB3 Digital Audio)

  • 地域: 81 - Japan - NTSC M J

・設定出来たらOKで元の画面に戻ります。

 

・「ファイル」→「デバイスを開く」を選択したら画面に映ります。

 

・全画面表示にする場合はダブルクリックで全画面表示にすると映像が停止してしまうので、

右クリックから全画面表示を選択します。

 

・映像が止まってしまったら

「ファイル」→「デバイスを開く」を選択しなおすと再開します。

 

 

  androidタブレットで表示させる場合

 

USBカメラを薦めている人が多いですが、Noir(ダウンロード時はLiteは付きません)の方が

無料時でもデカイ広告とかが入らないので良いと思います。

 

USBカメラでは無料版でも入力画像のサイズやフレームレートの表示が出来るので、確認用に使っています。

どちらのアプリも解像度とフレームレートが選択可能です。