Apple AirTag使ってますか?

  AirTagの仕組みって?

 

iPhoneとペアリングする事で「探す」アプリでAirTagの位置が確認出来ます。

 →iPhoneやAirPodsはWebのiCloud経由で場所が見れますが、AirTagはアップルデバイスの「探す」アプリからしか位置の確認は出来ません。

  Anker EufyはAirTagと同じ仕組みですが、Androidでも使用可能なようです。

 

AirTagは近くにあるiPhone(所有者含むすべてのiPhone)を経由して位置情報をiCloudにアップロードします。

逆に言うとiPhoneは近くにAirTagがあると定期的に位置情報を勝手にアップロードします。

 →ここに関しては裏でこっそりとやっていて誰のAirTagかとか誰のiPhoneとかの情報は暗号化されている為、特定する事は出来ません。

  ちょっと気持ち悪いなと思う人も居てると思いますが、この仕組みがAirTag最大の利点なので納得するしか無いと思います。

 

位置精度は周辺のiPhoneユーザー次第

 →アップロードされる位置はiPhoneのGPSやWi-Fi情報次第なので、iPhoneが近ければ近いほど位置精度があがります。

  iPhoneユーザーが全然居ない場所では最後にiPhoneと接続出来た位置がずっと表示される事になります。

 

他社のタグサービスだと?

 ・Anker EufyはAirTagと同じ仕組みだけどAndroidでも位置確認が出来るらしい。

 ・他社の安いAirTagはiPhoneのみ対応です。

 ・tileはtileアプリを入れている人のスマホと接続して位置情報をアップロードする仕組みなのでiPhoneより利用者が少ない為、位置精度は下がります。

 ・本体にGPSと通信機能が内蔵されてるやつは、基本的に別途サービス料がかかる物ばかりだと思います。単体で位置認識して通信が出来るので子供に持たせる場合だとこの方が良いかもしれません。

 

なぜAppleのAirTagが良いのか?

 →日本はiPhoneユーザーの割合が多いからです。

  人口密度が高い場所では常にまわりにiPhoneがあると思います。

  食事やショッピングに出かけて落とし物をした時に

  ある程度の場所を特定するのは、ほとんどの場合可能だと思います。

  

 

  安いAirTagもどきはどうなの?

 

AirTagは4,000円以上するのでちょっと高いですよね。

AirTagと同じ仕組みで1,500円ぐらいで売ってるスマートタグは実用性あるのか気になったので、AirTagと安いスマートタグを実際に購入して試してみました。

 

↓純正のAirTagです。近くにある時に「探す」アプリを使うと方向や大まかな距離がわかります。

 

↓平べったい形のスマートタグです。少し大きめですが薄いので財布とかカバンとかに入れるのは問題無いと思います。電池交換可能。

 

↓AirTagよりちょっと小さくて軽いスマートタグです。AirTagよりも傷を気にせずに使えるのは便利です。軽いのでストラップとして付けてても邪魔になりにくいです。

 

 

自分はiPhoneを使ってるので、基本的には常に自分の位置で更新されてしまいます。

そこでAndroidユーザーの友人にAirTagもどきのスマートタグを持ち歩いて貰って

どれぐらいの精度がでるのか確認してみました。

 

 

結果、友人の自宅や職場の10m~50mぐらいの範囲で位置情報が確認出来ました。

移動中だと5分ぐらいで位置情報が更新されていました。

例えば友人が自宅に居る時は、帰宅途中に通った店や近所に住んでる人のiPhoneと接続して位置情報がアップロードされているようでした。

移動の履歴は見れません。今の位置だけです。

(たまに見れるって書いてあるレビューもありますが、あれば自分のiPhoneの位置や検索履歴でAirTagの履歴ではありません)

 

 

自分が全部持っている状態ではどれかの位置更新だけ遅いとかは無かったので、機種ごとに差がでるのはiPhoneとどれぐらいちゃんと通信出来るか、電波強度の差になるとおもいます。

Bluetoothと同じような仕組みだと思うのでワイヤレスイヤホンでも音飛びしやすいやつと音飛びしにくいやつがあるような感じです。

 

 

スマートタグの近くで距離や方向がわかるのはAirTagだけですが、お店や駅などに持ち物を忘れたとかの場合はすぐに発見出来そうです。

 

 

AirTagでちょっと不便だなと思う点は表面に傷が付きやすいので保護フィルムかケースがあった方が良いって所でしょうか・・・

 

↓左がAirTag(初売りデザイン)、右が上のリンクの最後のスマートタグです。

 

↓AirTagの金属の部分が傷付きやすいので、保護フィルムを貼ったままにしてます。

 

今回試した機種はどれも電池交換可能で、音が鳴るタイプの物です。

iPhoneの「探す」アプリから電池残量の確認も出来るみたいです。基本的にはボタン電池をしようして1年間は使えるようです。