メカニカルキーボードってなんかカッコいいですよね。
今まで使ってきた下記4機種のロープロファイル メカニカル キーボードの簡易レビューをしたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
Logicool G913 TKL
Logicool MX MECHANICAL
Keychron K1
Keychron K5 SE
自分のメカニカル キーボードに求める条件は下記です。
青軸
これは以前G913を購入する際に店頭で全部のキーを試したら青軸(Logicoolではクリッキー)しか受け入れられなかったので、青軸がラインナップにあるなら青軸を使う事にしています。
ロープロファイル
昔からノートPCのキーボードで慣れているのと、通常の厚みのキーボードだとキーに高さがありすぎて使いづらいので、ロープロファイルしか使えません。
Bluetoothで複数台接続可能
流石にキーボードを複数使い分けるのは面倒なので、仕事PC用とプライベートPC用を共用したいのと、出来ればプライベートPCでも2台ほど使い分けがしたいので、
2~3台切り替えが出来る物で選んでいます。
テンキー付き
プライベート用だとそこまで重要では無いのですが、仕事用だとエクセルに数値入力をしていく作業がある為、テンキーが無いとかなりストレスに感じます。
出来るだけコンパクト
テンキーが付いててコンパクトなキーボードって結構出てるんですが、ロープロファイルで良い感じのやつは無いんですよね。
なのでデカ過ぎなければOKぐらいで考えています。
必要なキーが揃っている
以前購入したキーボードでpage upやpage downのキーが無いだけでもかなり不便でした。
余計な機能は不要ですが、一通りキーはそろっていて欲しいです。
スマホもキーボードもそうですが、普段使いする物は何か凄く良い点があるって事よりも、致命的に悪い所が無い&悪い所が少ない事が重要だと思います。
↓とりあえず購入していった順に書きます。↓
Logicool G913 TKL
Logicoolのゲーミングキーボードです。
ロープロファイルで、タクタイル、リニア、クリッキーの3種類の軸があります。
自分が買ったのはテンキーの無いTKLの方ですが、テンキー付きの物もあります。
良かった所
・メディアキーが便利。
特にボリュームの上下が行えるローラーが付いているのが便利でした。
・キー配置に余裕がある。
ファンクションキーやINS、DELなどのキーがちゃんと離れて配置されている為、打ち間違いが少なく使いやすいです。
・USBドングルを使う事でBluetoothよりタイムラグが減るゲーミング仕様として使えます。バッテリー消費が早くなるので使いませんでしたが・・・
良くなかった所
・キートップの固定に遊びのあるタイプの軸を使用している為、無駄にキーがカチャカチャ鳴ったり、キートップが少しグラグラする印象があります。
・テンキー付きの物は左に一列機能キーがあるので、普通のキーボードよりも幅が広いです。
・しっかりとしているのは良いんですが、ちょっと重すぎる印象です。
・デカイ。通常のキー以外に色々キーが付いていて余計なスペースもある為、特に奥行きが無駄にデカイです。
・キートップの手の油が目立ちやすくちょっと気になります。また、使用頻度の多いキーから段々と剥げてくるらしいのも気になりました。
・充電と有線接続はmicro-USBなのが残念です。
その他
結局キートップの遊びが気になったのと、もう少しコンパクトで軽い物が良いと思ったので、キートップが剥げて来る前にMX KEYSへ買い替える事にしました。
新品定価で買うのはちょっと高すぎるかなと思いますが、中古で安く手に入る事もあるので、悪くないとは思います。
Logicool MX MECHANICAL
LogicoolのMX KEYSをメカニカルキーボード化したようなキーボードです。
テンキーありのフルサイズとテンキー無しのMINIが出ていますが、MINIはエンターキーの右に一列キーがある個人的にあり得ないキー配置の為、テンキーありの物を買いました。
このモデルもタクタイル、リニア、クリッキーの3種類の軸が出ています。
良かった所
・MX CHERRY軸互換の軸を使っているのでG913よりもキートップの遊びが無くてカチャカチャ鳴らなず安定感があるのは良かったと思います。
・INS、DELやテンキー部分の島と少しスペースがあけられているので、推し間違いが少ないです。
・そこそこキーが詰められていて、余計なスペースが少ないのでフルサイズのキーボードとしては横も奥行きも比較的コンパクトに収まっています。
・スリープからの復帰が早い。
キーに手を近づけただけでスリープから復帰してくれます。他のメーカーのキーボードだと基本的にキーを押してから起動するので入力し始めのキーは無効になります。バッテリーの持ちもかなり良いため、これは凄いなと思います。
・Bluetoothの接続先切り替えのキーが3つ付いていて独立しているので、使いやすいです。
悪かった所
・ESCやファンクションキーが通常のキーと隙間を開けずに配置されている為、目視で確認しないと毎回押し間違っていました。
ずっと文章を打っているだけなら問題無いですが、プログラミングやWindowsで色々やろうとした時にストレスを感じます。
・有線接続不可。USB-Cポートは充電のみで有線接続には対応していません。
その他
キータッチやサイズ感は良かったですが、ファンクションキーがとにかく使いづらく買い替える事にしました。
Keychron K1 (テンキーありモデル
中国のメーカーです。現在はK1はテンキーなしモデル、K5がテンキーありモデルとなっていますが、以前はK1でテンキーのありなし両方が発売されていました。
そのテンキーありのモデルを中古で購入しました。
K1もK5も無印とSEとがあり、SEの方は底面が樹脂製になり2段階のチルト機能が付いています。
また型番が奇数のモデルはロープロファイルらしいです。
現在販売されているモデルではLEDのが白/RGBの2種類と3種類の軸とホットスワップ対応(軸が交換可能かどうか)で合計12種類あります。
良かった所
・良くあるの青軸よりもキータッチが軽くて入力がしやすい印象です。
・数字キーとファンクションキーの間や、F4とF5の間などにちゃんと隙間が空いており押し間違いが少なく目視で確認しなくてもファンクションキーが使えるのは便利です。
・Bluetoothで3種類とスイッチの切り替えでUSB-Cの有線接続で1種類の系4台切り替えて使えます。
・スイッチの切り替えと、キートップの交換でWindowsとMacと両方に対応可能です。
悪かった所
・軸とキートップの固定がG913と同じタイプで少し遊びがある為、無駄にカチャカチャなります。
・チルト機能が無いので傾斜を付けたい時はゴム足を張り付ける等の対応が必要です。
・キーボード自体は緩やかに傾斜して奥が少し高くなっていますが、キートップの下部分に厚みがあり、段になっているのでここは最初指が引っかかり使いづらいと感じました。
↓こんな感じです。左が奥、右が手前になります。
キーがフラットにならないので指を滑らせて入力する人は使いにくいと思います。
・キー同士に隙間が空いている為、キーを高速に打つ時に引っかかりを感じるかもしれません。
・仕事用PCはBluetooth、プライベート用PCは有線で使っていたので、そこの切り替えスイッチが出っ張りが無いタイプの為、ちょっと操作しづらいと感じました。
その他
あとからKeychron K5 SEを知ったので、比較検討してから良い方を残そうと思いました。
その結果このK1は売りました。
Keychron K5 SE
見た目はほとんどK1と同じですが、
K1からの変更点は
・底面が樹脂になってて2段階のチルトが付いている。
・無線や有線を切り替えるスイッチが出っ張っていて操作しやすい。
・キートップと軸の固定がMX CHERRY互換に変更されています。
・少しキータッチが重くなった印象です。(こっちが通常の青軸の重さだと思う)
良かった所
・K1よりもキートップの作りが良くなっていて少しエッジが滑らかになっています。
・有線無線や電源を切り替えるスイッチがかなり操作しやすくなっている。
・Bluetoothで3種類、USB-Cの有線接続で1種類PCが接続出来る。
・K1であったキートップの遊びが無くなり安定感があります。
・数字キーとファンクションキーの間に隙間があるので、ファンクションキーの打ち間違いがありません。
悪かった所
・INS、DELキーがある島との隙間をもう少し広げてくれるとバックスペースの打ち間違いが減ると思います。
・Keychron独特の段々になっているキーはだいぶ慣れてきましたが、まだ使いずらいと言うか、打ち間違いが発生します。
その他
現在はこのKeychron K5 SEの青軸をメインに使っています。
色々使ってみて、ファンクションキーやESCが独立して配置されている事がかなり重要だと感じました。
キーボードサイズを小さくする事よりも重要だと思っています。
Keychronの様な配置で良い感じのメカニカルでロープロファイルなキーボードが見つかったら試してみようと思います。
↓青軸でホットスワップ対応でRGBライトの一番高い構成です。
↓青軸でRGBライトの構成です。
↓青軸で白LEDの一番安い構成です。