今月に入ってMacBookで使用していたWDの外付けHDDが壊れました。

 

そしてWindows用のファイルサーバーとして使用している外付けHDDも

結構発熱(60℃超え)していたので、これからもっと暑くなるのにこれはヤバいと思って何か冷却できる方法が無いか考えました。

 

外付けのファンを取り付ける

USBから電源を取るタイプで8cmや12cmの物が一般的なようです。

風量のコントローラーが付いてたり、2個セットの物もあります。

2000円以下でファンが増設出来ますが、どうやって設置するか、USB電源をどこから取るかが問題です。

防振ゴムがついて2つセットになっているのがコスパ良さそうです。

 

 

 

 

複数のHDDが入るケース

2つ~5つぐらいの物が一般的です。

大抵のケースにはファンが付いているので、複数のHDDを使っていて冷却や設置位置に不安がある場合は検討しても良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

  HDDケースを検討する

将来的にHDDを増やすことを考えて4つ以上HDDが入って、1万円台の物を買うことにしました。

 

最初値段が安いORICOの物を買おうと思っていたのですが、あまり評価が良く無さそうです。。。

YouTubeにも日本語のレビューは見つからないし・・・

 

ロジテックのやつは入れたらフォーマットしないといけないってレビューがあったのでやめました。本当かどうかはわかりません。。。

 

って事で、少し値段は高くなりますが、レビュー実績があって、そこそこ良い評価があるYottamasterのアルミ製のHDDケースを買うことにしました。

 

 

 

 

 

RAID機能を使うとややこしい事になりそうなのと、値段の問題でRAID無しの物にします。

4Bayの方はUSB-C接続の物しか残っていませんが、

5Bayの方は

USB3.0のUSB-Bの物と

USB3.1 Gen1のUSB-Cの物があります。

 

USB-Cの物の方が2千円ほど高いのですが、転送速度はどちらも5Gbpsです。

個人的にUSB-C接続のHDDとかSSDはどうも上手く認識出来なかったり、転送中に切断されたりする印象があるので、USB-B接続の物にしました。

 

USB-C 4BayとUSB-B 5Bayがほぼ同じ値段なので、USB-Cに拘りのある人以外は5Bayにした方が良いと思います。

 

 

  Yottamaster 5Bay HDDケース レビュー

 

全面アルミです。無骨でなかなか良いデザインだと思います。内部のマウント部分は樹脂なのでヒートシンク的な役割りはあまりでき無さそうですが、樹脂の物よりも熱がこもりにくいんじゃないかな?と期待しています。

 

ファンは静かですが、前面も背面も風の流れを感じるのでそこそこ効果はありそうです。

単体の外付けケースで使用していて未アクセス時も温度の高かったHDDの温度が下がってる(50℃台→43℃)ので、ファンの効果はちゃんとあるようです。

 

他のHDDも10G超えのデータを転送しても40℃からほどんど温度上昇が無いので、HDDケースは正解だったと思います。

 

その後、気温30℃ちょいの室内にずっと置いてると一番温度が高くなるHDDだけ45℃まで上がりました。8月にもう少し温度が上がるとしたら少し対策が必要かもしれません。

エアコンで室温27℃にした場合は全てのHDDが40℃になりました。

 

HDDが急に見えなくなる問題が発生しているのが大問題ですが・・・

これに関しては下記で対策していきます。

 

  Yottamaster 5Bay HDDケースの注意点

 

スリープを無効化する

デフォルトではHDDは5分でスリープになる設定になっています。

これが原因で調子が悪くなったり、スリープからの復帰に時間がかかったりと色々問題があるようです。

設定は下記のページから設定アプリをダウンロードします。

「Sleep Time Setting - Firmware Update for 4/5 Bay HDD Enclosure」

https://support.yottamaster.com/download

 

ファイルを解凍するとエクセルファイルでスリープ時間の設定方法の説明書が入ってます。

 

簡単に説明すると

1.アプリを起動する。

2.左側にある「RD Version」にチェックを入れる。

3.パスワード入力に「jmicron」を入力。

4.EEPROM setting内にある、standby timerに0(無効にする時)を入力する。

5.下にある「START」ボタンを押す。

6.PASSの表示が出たら設定完了です。

USBの接続が上手く行ってない時は設定出来ない場合がありました。

 

現在販売されている物はスリープ時間の設定に対応したファームウェアが最初から入っているので、問題無いのですが、数年前に購入した物だとファームウェアアップデートの必要があるらしいです。

 

 

USBが不安定な問題を解消する方法

これは他のメーカーのHDDケースや、外付けSSDでも言えるのですが、

データ転送してたら急に切断されたり、少ししたら復帰したり、USB刺しなおさないと認識しなかったりと色々な問題が発生する事が良くあります。

 

しかも、良くある人には良くあるし、全く問題無い人もいます。

 

個体差や不良品と言う可能性もあるのですが、たいていの場合は電源とUSBのノイズが原因です。

あと電力不足?これは別のコンセントから電源貰うとかしか無いですね。

家やPCまわりの環境で左右されることが多いので、問題が起きる人には良く起きる感じです。

 

対策としては、

 

USBケーブルを代える

付属のUSBケーブルは細いし、最低限のレベルの物だと思います。

他のレビューでもUSBケーブルを送ってもらったら接続出来たって事例がいくつか上がっています。

そこそこ太さがあってちゃんとしたケーブルを買って使いましょう。

 

 

 

 

安いやつだとこの辺のが良いかなと思って注文しました。

→今はフェライトコアが付いているオーディオファンの物を使っています。

 

 

フェライトコアを付ける

USBケーブルや、電源ケーブルにフェライトコアを付けるとノイズが抑制出来るようです。

どの程度効果があるかは良くわかりませんが、とりあえずUSBと電源に2個ずつ付けてみました。

 

 

 

ノイズフィルター付きのタップを使う

 

 

 

 

 

 

以前ONUのノイズ対策でも使用したタップを使いました。

 

USBのケーブルはまだ届いて無いのですが、とりあえず電源とUSBのノイズ対策でHDDが見えなくなる問題はほぼ解消されました。

 

急に切断されると書き込み中のデータが壊れたり、システムが不安定になったりHDDが故障したり色々と問題が出ると思いますので、ちょっと不安定だな~とか

今使ってる機器でもたまに問題が出るって人はノイズ対策を試してみて下さい。

 

調子悪そうにしてるレビューは95%ぐらいはこれが原因じゃ無いかなと思います。

ある程度ちゃんとしたメーカーの商品なら内部でノイズ対策をキッチリしているので問題無いとは思うんですが、中華メーカーの安いやつだと基本的にダメな状態だと思います。

 

 

中身はORICOと同じ?

さっきファームウェアを書き換えるアプリを見てて気づいたんですが、

ファームウェアにORICOって書いてあるんですよね・・・

一緒だったんかい・・・と・・・。