・緑デスナイト

 

ズルできないデッキなので特に解説とかする必要はないと思うが、盤面とって墓場の力で決めるデッキ。ちょっと疑問視していたが卵は結局強かった。場所は言わずもがな。たぶん二回にナーフされると思う。三回はおかしい。もっとシャーマンやアンデッドビックウォーロックのようなズルデッキが氾濫してるのかなと思ったが、思ってたよりもまともな環境だった。結局安定しなかったってことなのかな。

 

・他の人と違う点

 

中立の3ドローがなくて葬儀屋(2マナ2/3の緑カード発見)と

 

 

こいつとブランの採用(と武器商人の不採用)だと思う。司令官は元々伯楽と相性がよくて二桁(最大78位)をうろうろしてたときにもいれていたが、今回場所の追加でさらに相性のいいカードが増えた。最初の発想は「2マナでぽんおきできるカードが欲しい」で、融合体は1マナが取られてしまうとバリューを発揮できないし、逆に葬儀屋は1マナが取られてないとバリューを発揮できない。ミニセットが来る前は単独キープできるのでマリガンで非情に便利だったが、ミニセットきたあとは場所を探しにいかないとついていけないので返すことが多かったかな。司令官は二枚入れたいし、ミニセット来る前は二枚入れてたんだけど場所が入って枠がなかった。くやしす。

 

武器商人等は青デスナイトのボーンブレイカーで取られてしまうことが多くて先出しの信用度が下がってきて抜いた。後半でも強いといえば強かったが弱いと言えば弱かった。敵の人造区画の4/5に対してこっちの区画で5/5返せるという利点はあったものの「一枚の価値」はないように感じた。要検討。というか単に「使い方が下手」かもしれん。

 

 

 

・ブランの採用

 

そもそも緑デスナイトは「前半戦を性能の高い下級ミニオンで戦い、決めれるならば墓場の力で決める。後半戦は発見したカードで戦う」デッキ。なので葬儀屋と大臣、それからナーガ校の先生を重視していて、事実上三枚目の大臣として動かせるブランは非情に強力。また場合によってはだが、ナーガ校から発見した子ナーガで氷河の前進などのダメージ呪文をブランの効果で連打してフィニッシュにもいける。

 

欠点はある程度大臣をテンポで出しづらくなって握り続けないといけないケースがある点で、中立の3ドローをいれればある程度その点は緩和される(ブラン+なにかを一撃でドローできる可能性が高まる)のだが緑デスナイトはデッキ内のカードが基本的に後半戦に耐えられるような強力なカードではなく、貧弱なので基本的には発見ができて高コストのカードが引っ張ってこれる葬儀屋の方が優秀だと思う。

 

またブランは融合体でパッチワークを引っ張ってこれたときに「10マナでブラン+パッチバーグ」で敵の盤面と手札とデッキを食い荒らすという赤デスナイトのくそだるムーブをコピーすることができる場合があって、コントロール相手だとこれで勝負が決まる必殺の手段だったりする。ブランは勝ち方に柔軟性を持たせることができて非情に優秀なミニオンだと思いました。

 

 

 

・優劣とか

 

ぶっちゃけわからん。

 

・有利?

 

展開次第でどれもきついしどれにもあっさり勝てたりする。特に顕著なのがローグで相手が偵察で何持ってくるかによって展開が全然違うし、アズシャラで中立引くか大王蟹引くか他のクラスの超大型を引くかでまるで展開が違う。

 

シャーマンにはわりと勝ちやすい気がするが要所で墓場の力を握れてないと進化パワーで押し返されたり、逆にスコージで押し返したりでほんとうに展開によってまちまち。大臣から取るスコージはどの相手に対してもわりと必殺の手段なので多少無理してでも抱えておくと吉。9マナでもマロウガーを返されたあとの死体を消費しない優秀な盤面構築手段なのでメインデッキにいれるのもありなような気がしている。環境がもう少し遅くなれば?

 

・不利

 

スヴァルナプリーストは明確にきつい。アグロ系なのにこっちが不利ついてるってどういうことなん? 7マナ前後でゲームが終わるし、こっちがほぼ「手札から打点が出せない」デッキなので盤面を処理しきられて追い付かない。

 

上振れ下振れの差はあるがアンデッドウォーロックとかにもべつに有利はついていないと思う。5マナのスライムにこっちの速度が追い付いていない。墓場の力にフィニッシュを依存していて墓場の力には死体が5体必要なので攻める展開で敵の処理が弱いと却って死体が溜まってなかったりする。

 

最近流行りのミニオン重視型の青デスナイトは4,5/5,5くらいで不利ついてるのかな? 疫病の一撃とかで場所を使ってこっちが攻める展開になれば憤怒受けて盤面を凍らされても、マウロガーや発見した抹殺なんかで返して特に問題なかったりするが、序盤展開で向こうのボーンブレイカーが強力なので上手く盤面を取るのが難しかったりする。ただ従来型の最後に顔に呪文連打してくるタイプの青デスナイトと比較するとデスウィスパーが入っていなくて確定で憤怒が2~3連打はされないのでかなり楽になった印象。最初みたときはミニオン型の方はフィニッシュがないのでおもちゃだと思ったけど、なかなかどうして厄介だった。盤面凍結ってだるいなって。一応ダマラセヒトデとかで解決はできるかもしれないがやる価値あるかは不明。一時期メイジの凍結メタでいれていたが勝率にはあんま関わらなかった。

 

機雷ウォーロックが一時的に減ってるのはなんでなんだろ? 青デスナイト攻めきれるのかな? よくわからん!

 

 

・カスタマイズ

 

たぶんやらないと思うが、スコーピッド? のような呪文発見系のカードを増やせばバリューが高くなるので多少はコントロールにも勝ちやすくなる。ただ基本的な戦い方は「アグロ展開で墓場の力で決める」ことなので、1打点の3マナミニオンはあんまりいれたくはない。それぐらい?

 

・結局のところ緑デスナイトは

 

デッキ内のカードが弱いから発見でなんとかするデッキ。