おはようございますにゃ
ひとつ前の記事であえて避けた話題ですよ (・ω・)ノ
ポピーのプロレスソフビは...
正式名称を『スーパープロレスラーシリーズ』というのですが...
なぜか、このように梶原プロ承認なのです
ミル・マスカラスの「ミ」の字の横にあるI.K.Pっていうのは...
一騎・梶原プロって意味ですよ (・ω・)ノ
お尻にも、しっかりついています
この謎について、先生(人間)が言うには...
もともとは、この漫画のフィギュア展開だったかららしいですよ (・ω・)ノ
プロレススーパースター列伝の表記がないのは...
©少年サンデーと付けられない理由があったのです
梶原一騎は、同時期に『覆面プロレス王タイガーマスク』という漫画も連載していて...
企画当初より、アニメとのメディアミクスを目論んでいた梶原一騎は...
最初にアニメ『タイガーマスク』を放送していた日本テレビに企画を持ち込んだようです
実際に韓国で、全日本プロレスのレスラーが...
『タイガーマスク』としてリングに上がっていたので、簡単に通ると思っていたのかな?
画像は、サムソン・轡田が扮するタイガーマスク
対戦相手は、大木金太郎ことキム・イル
このマスクを見て気づく人もいると思うのですが...
初代タイガーマスクのデビュー戦のマスクにそっくりなのですよ (・ω・)ノ
新間寿の慌てて作らせたというのは嘘だよね、きっと...
目の周りや口の周りの意匠はまんまでしょ
鼻も出ているし...
これじゃあ1960年代のマスクですよ
額のビームが『タイガーマスク二世』から来ているだけで...
流石に「パクりました」とは言えないよね...
でも、パクったよね...
だって、当時の新日本の常連マスクマン...
ちゃんと鼻隠れているもん
サムソン・轡田が被ったマスクを手本にしないとあのデザインにはならない
それに慌てて作ったのなら、側頭部のひらひらをつけるのは無理な気がする
さて閑話休題...
何故©少年サンデーと付けられなかったかと言うと...
『覆面プロレス王タイガーマスク』は...
少年画報社の少年ポピーに連載されていたからですよ (・ω・)ノ
この少年ポピーという雑誌が謎なのです
おもちゃ会社のポピーの広告ばかりが載っている雑誌で、名前も少年ポピー
掲載されている漫画のほとんどが、他の雑誌に載っていたものの再掲載...
この雑誌のオリジナル作品で大きく名前が載っているのは...
『覆面プロレス王タイガーマスク』だけなのですよ (・ω・)ノ
創刊当時ならまだわかるとしても...
最終号までずっと変わらないといのですよ (;゚Д゚)
ポピーの『スーパープロレスラーシリーズ』は...
『タイガーマスク二世』のソフビシリーズと連動していて...
こういう形で販売されていたものは親和性があるのです
大き目の上半身
プロレスなのに両手がグー
背の高さが14センチ程度
因みに、こちらのソフビシリーズにも©少年画報とはありません
要するに...
架空のレスラーと実在のレスラーを戦わせることができるようになっていたのです
ここで大元のテーマに戻るとしましょうね...
ポピーの『スーパープロレスラーシリーズ』が...
『プロレススーパースター列伝』のソフビ化だというのは...
そのラインナップからもわかるのですよ (・ω・)ノ
ザ・ファンクス(ドリーとテリー)
スタン・ハンセン
アブドーラ・ザ・ブッチャー
アンドレ・ザ・ジャイアント
ミル・マスカラス
ここまではいっしょなのです
実は、ここまでがソフビの発売前に掲載終了している分なのです
先生(人間)が言うには...
1980年当時の『プロレススーパースター列伝』の連載企画書には...
当然のように、二人の世界チャンピオンの名前もあったはずだと...
NWAのハリー・レイスとWWWFのボブ・バックランド...
二人とも本編には、わき役としてしか出てきませんが... ( ノД`)
ソフビにはなっています
本編には、ハリー・レイスの代わりにリック・フレアが...
NWAのチャンピオンとして出てきます
そのラインナップとして...
タイガーマスク二世とタッグを組む新日本プロレスのエース、アントニオ猪木
全日本プロレスに引き抜かれたスタン・ハンセンにかわって...
新日本プロレスが売り出そうとしていたハルク・ホーガン
ホーガンについては...
『プロレススーパースター列伝』でも初代タイガーマスクの後に扱われていますが...
ソフビの発売された1年後ですよ (・ω・)ノ
以上の10体が1981年にラインナップされたのです
というわけで...
梶原一騎原作の『プロレススーパースター列伝』のソフビ化なので...
『スーパープロレスラーシリーズ』は、梶原プロ承認となっているのですよ (・ω・)ノ
二つの異なる出版社で掲載されていたものに...
原作者の独断で親和性を持たせているので...
どちらのシリーズにも、出版社の©表記がないのです
この梶原一騎という人、この時期に似たようなことをしていて...
アニメ『タイガーマスク二世』の裏番組で...
日本テレビが放送していたのは...
同じ梶原一騎(高森朝雄)原作の『あしたのジョー2』だったのですよ (・ω・)ノ
『タイガーマスク二世』の企画が日本テレビで通るわけないじゃん
こんな感じで終わる
では、では...