6月22日
この日はO氏とオオクワガタ狙い。
O氏が目をつけた1本の木がある。
なかなかの激薮の中らしい。
そして本日は雨だが夜にはやむ予定。
その夜に採集に出る事になった。
・ ・ ・ 。
ふくたろ
「雨上がりびちゃびちゃの山中、激薮かき分 けて、その1本の木にたどりつけるの?
暗闇の中?」
O氏
「わからん」
ふくたろ
「昼間ならまだしも、夜間に?」
まぁいいか。
仕事終わって高速すっ飛ばして急ぐ。
現地付近20:30頃合流。
現地へ移動
さぁ突撃だ!
O氏
「入口がわからん」
「どこから入ろうか?」
「どこか入れそうな所ないか?」
まぁどこから入ろうが全部激薮だから一緒なんだが、前回入った場所がわからんらしいwww
スタートからつまずいてしまってるな
とりあえず突撃後、林道ぽい所を歩いて行く。
そこらじゅうびちょびちょでぬかるんでいる。
定期的にヒルチェックしながら。
気づいたらヒルが上ってくる。
薮を突き進むO氏
ひたすら適当に斜面を登ったり下りたり
所々木をチェックしながら。
もう2人とも自分達がどこにいるかだいたいわかってない。
斜面をひたすら進む。
たまにコクワがいるくらいでおおよそ何もおらん。
どのくらい時間が立っただろう。
突如O氏のでかい声が!
O氏
「オークワおった―」
「にゃんもさんオオクワや!」
「おったで―」
ふくたろ
「マジで―!」
O氏
「捕った―」
おおいそぎで駆け付ける。
途中足を踏み外し滑り落ちながら(--;)
やはり来て良かった。
悪条件無謀でも行動おこさないとこの結果はなかったのだから。
その後しばらく彷徨ったが追加はなかった。
そして、自分達の位置を見失った私達は出るに出れない状態になる。
O氏が、脱出はこっちの方向と、進むが、いっこうに出れる気がしない。
川に阻まれたり、突破する気力なくなる程の激薮だったり、急斜面だったり。
雨も降っている。
2人してGPS頼りに脱出を試みるが、
O氏
「こっち」
ふくたろ
「いや、こっちの方角やで」
お互い真反対を指す。
本当に180度逆を出口と言い合う状態。
もうヒルが上ってこようが、マダニがいようが
それ所じゃない。
体力消耗して余裕がない。
気づけば激薮の中を流れる小川の中を中腰になりながら進んでる

ふくたろ
「このまま行こう」
O氏
「引き返そう」
ふくたろ
「行けるはず」
と、進んだあげく
が、それも激薮に阻まれ
ふくたろ
「引き返そう
」

そんなこんなで満身創痍で脱出

途中のコンビニにて
楽しかった~~~~
帰ったら、やはりヒルにやられてた

そして、やはり今回も自分では採集できなかったな。
そうそう、目的の木にはたどりつけたかって?
そんな訳ねーだろ
