時々メッセージいただきます。

『バンボカバーの型紙を譲っていただけませんか?』と。

ごめんなさいショボーン

ホント無理ですえーん

いま小五の長男が赤ちゃんの頃、ベビースイミングに行っている時、そのスイミングのバンボにカバーが掛かっていて、欲しかったけど手に入れることができず次男も冷たいバンボに座らせていました。

その頃はミシンなんて絶対に触らないものだったので、作るという発想も無かったです。

でも、長男に魚河岸シャツを作りたくて初めてミシンに触り、お教室で習ってきました。

そこからわたしのミシン人生が始まりました。

わたし、家業のお手伝いをする前は、トラックの運転手してたんですびっくり
某古本屋の店長もやってたな。

雑巾も縫えないわたしが長男を機に家業の縫製場に入り、ガタガタの直線縫いからスタート。

あらかた縫えるようになってきたら、バンボカバーのことが忘れられず、型を取りたくて試行錯誤。
メジャーで測ってみたり、布をかぶせてみたり。

数年かかってなんとか形になってきました。
でも、ダブつきが多く、直せば小さくなり。
その繰り返しを何年も過ごして、やっと今に繋がります。

かなりの難産でしたので、この型紙はわたしの子供のようなもの。
簡単にお渡しできないんです。

この試行錯誤のせいか、他のものも型を取ることができるようになってきました。

本当はお母さんが自分のお子さんに作ってあげられるのが良いのかもしれない。

でも、でも、、、。

そこはご理解いただきたいですショボーン

わたしも型紙をネットで探しまくりましたよ。
でもね、無いんですよ。
だからこそ頑張りました。
布を切り刻んで貼って切って貼ってって。

それでもパーフェクトではない。

常に改良してます。

少しでもいいものを皆様にお届けしたい。
喜んでいただきたい。
わたしが欲しくても無かったもの。
それを形にできた今、多くのお母さんたちに知ってもらえたらと思います。

長くなりましたが、これからもずっと作っていきたいと思います。
委託先を含め、これからもよろしくお願い致しますおねがい

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