2019年12月 再発
2021年2月 症状が重くなる
腫れがひかなくなってくると
食欲がない日が増えていきました。
明らかに痩せていきました。
足取りがおぼつかなくなり
お漏らしをしてしまうことも
多くなりました。
新入りのラーラが
ゆりに戯れたくて仕方ないので
私が見られない時は
ケージに入れることにしました。
顔の内部が相当自壊して
水を飲ませても
目から出てしまうようになりました
水もほとんど受け付けず
脱水はひどくなり
2月の終わりには2.3kgまで
落ちていきました。
この先は
つらい画像が出てきますので
閲覧注意です
ここからは本当につらくて
常に血膿がでて
目を塞いでしまうので
つきっきりで
拭いていました。
癌が許せませんでした。
ここまでこんなに可愛い子を
苦しめる必要があるのか…
体温も低く
服を着せたり
毛布でくるんで抱っこして
リクライニングソファーで
寝ていました。
弱った体でトイレに
立とうとするので、
介助しました。
家族もゆりを励まそうと
よく来てくれていました。
同じくらいの大きさだったのにね…
これが最後の写真になりました
あまりのつらそうな姿に
「もう頑張らなくていいんだよ」
と何度か声を掛けました。
それでもゆりは
がんばりました。
池袋にもどってから
以前からかかりつけだった
「小滝橋動物病院目白通り高度医療センター」
に行ってましたが
「正直、引越し後には
もう会えないと思ったので
本当に生きていることが奇跡です」
と先生達にいわれました。
たしか麻布大学附属動物病院の
圓尾先生にも
放射線治療後の生存期間は
最長でも100日くらいと
言われていた気がしますし
そもそも
一年寿命が延びれば…
と思ったのに
2年生きたのです。
それだけでも本当にすごい生命力‼️
2021年4月
痛みがひどいようなのと
口からの投薬が厳しくなってきたので
獣医師と相談して
自宅で痛み止めの注射を
打つことにしました。
不器用なわたしには
不安しかなかったので
4/9に
フェンタニルパッチを
貼っていただくことにしました。
かなり強い麻薬系の痛み止めです。
これで少し楽になるね…
貼った日の夕方は
嘘のように気分が良さそうで
ご飯を食べてお水も飲んでくれました
しかし夜になると
また少しずつ元気がなくなり
猫ちゃんは4日くらい
効きますと言われていたのに
一瞬だけだったなぁ…と
思っていました。
4/12に点滴の予約を
入れていましたが
朝痙攣もあり
これはもう病院に行ける
元気はないと判断して
連絡を入れました。
ゆりが大好きだった長女が
来てくれていて
痛み止めの座薬があるときいて
それだけ取りに行きました。
しかしこれも
激痩せした体の
お尻の穴には
うまく入れることができず。
娘が夕方帰り
夜中までずっと
撫でながら
ゆり〜
ずっと大好きだよ〜
ずっと可愛いね〜
世界で一番可愛いよぉ〜
みんなゆりが大好きだよ〜
でもママが一番だよ〜と
たぶんこの一年
何万回言ったであろう声がけをしながら
ベッドで一緒に過ごしました。
うとうとして
4時頃目が覚めたら
亡くなっていました。
ゆり
本当に
よくがんばりました
やっと楽になれて良かった
ずっと大好き
ありがとう
孫がゆりが大好きだったので
「ゆてー(ゆりのこと)」
と言って、おもちゃで
起こそうとしたりして
みんなで大泣き
やんちゃだったけど
最後はみんなに愛されて
本当に幸せな子でした
先にに行ってる
きゃらとキャビアと
みんなでまたケンカしてるでしょうか?
放射線治療を悩んでいる方へ
私はやってよかったと
心から思っています!
費用的にいうと
麻布大学附属動物病院の場合
一回につき
13万円くらいです
(合計6回かな)
2019年当時ですが
埼玉動物医療センターが
一番最新式の放射線治療の機械があって
そちらは精度が高い分
体への負担も少なく
治療費が高いと聞きました。
私は麻布大学附属動物病院の
圓尾先生に出会えたことが
本当に良かったと思っています。
また
圓尾先生への
橋渡しをしてくださった
小滝橋動物病院
(現在は目白通り高度医療センターに
火曜日にいらっしゃいます)
の杉山先生にも大変感謝しています。
とてもつらい状況を
乗り切れたのは
よい医師に出会えたからだと
思います。
かかりつけ医の
目白通り高度医療センター
西田先生、水谷先生にも
最期まで本当に本当に良くしていただきました。
最初の誤診から学んだことですが
餅は餅屋です。
癌は腫瘍科です。
(ちなみに誤診の医師も
地域の保護猫のために尽力されている
大変素晴らしい方ですので
それはそれでとても感謝しております)
ありがとうございました