ROLLY第二弾。

 

中学からギターを始めたというROLLYは、国内外の様々な音楽に精通している。

動画やインタビュー記事などで彼の話を聞いていると色々なアーティストの色々な曲名が出てきて、その記憶力もさることながら知識量やアーティストにまつわる逸話なんかも豊富。

特に好きで影響を受けたのは国内では吉田拓郎、フィンガー5、はっぴいえんど、フラワー・トラベリン・バンドなどなどらしい。

国外ではKISS、LED ZEPPELIN、QUEEN、The Raspberrysなどなどと公言している(多すぎるし知らなくて覚えられず笑)。

この人は生粋の音楽オタクなんだなぁとしみじみ。

中でも最も影響されたのはフレディ・マーキュリーだそう(いや股間!笑)

 

 

しかも「ギターは始めて3日位で何となく弾けるようになった。俺はギターに選ばれたのだと思いそれからというものギターに忠誠を誓っている」というような発言をしている。

いやこれを聴いた皆さん、勘違いしてもらっちゃ困りますが(私も中学からアコースティックギターを趣味でやっていますが)3日で何となく弾けるような楽器じゃないよギターは!それは「類稀なる才能」というものだよ寺西さん。

 

才能といえば、作曲センスについては特筆すべきものがある。

楽曲の8割をROLLYが作曲していたバンド「すかんち」を語る上で外せないのが、平成生まれの私にはほぼ気付くことができない「多数の元ネタが存在する」という隠し(てない)要素。

 

一応私も「コーラスがQUEEN風だなぁ」とか「ブライアン・メイっぽいギターの音色だな!」くらいのことには気づけたけど

ROLLYと同世代だったり、多くの音楽を聞いてきた方々にとっては宝探しのようで楽しそうだ。

「このギターリフはあのミュージシャンのあの曲にそっくりだ」

「このメロディはあのアーティストのあの曲そのままだ!」なんてね。

(本人もいたるところで「元ネタはね~」なんて嬉々としてガンガン公言しているし、気付いてほしがっている。笑)

 

例えば、手塚治虫の「火の鳥」に登場するキャラクター「ロビタ」のことを歌っているこの曲。

(ちなみに火の鳥のストーリーを知っている人は涙無しでは聴けないらしいので注意)

 

 

元ネタは彼の敬愛してやまないギタリスト、ウリ・ジョン・ロートの「WHY」のギターソロ部分で

そのままメロディにして歌っている。ウリ本人が聴いて喜んでくれたらしい。

 

 

と、自分の愛するアーティストや楽曲にインスピレーションを得てオリジナルを生み出し、聴いた人が指摘するのを面白がっている。笑

簡単に聞こえるかもしれないが、まず常人には到底真似できないでしょう。

巧妙でリスペクトに溢れてる。

パクって知らんぷりしてるような輩とは一線を画すべきものだよね。

 

・・・まだまだ書き足りませんので次回。笑