心で見なければ物事はよく見えないのさ。

肝心な事は、目に見えないのだから。


         サン=テグジュペリ「星の王子様」より



どうも、主神西門です。

いつもご訪問ありがとうございます。


残念ながら中止になってしまった舞台

「ひりひりとひとり」のビジュアルが公開されていました。





どことなく「星の王子さま」を彷彿とさせる素敵な世界観です。

殺伐とした世の中だから、このような癒しの芸術は必要かもしれませんね。


昨年の山口真帆さんの告発により発覚した暴行事件の騒動により、彼女と菅原りこさん、長谷川玲奈さんの三人が卒業して今月で一年になります。

当時はどうなるのだろうと心配していましたが、三人とも自らの努力と幸運に恵まれて成功への道を順調に歩んでいるようです。


なので、彼女達に関しては特に書く事もありません。多くのファンに見守られていますし。


一方、問題だらけなのが政治の世界で。


コロナ騒動の陰で、こっそりと様々な法案を通そうとしているようで。

まるでモグラ叩きです。

手前で検察庁法改正案が引っ込んだと思ったら、奥で種子法改正案、別の穴から国民投票法改正案、そして今度はスーパーシティ法案なるものが顔を出し……

気味が悪い。本当に気味が悪くて仕方ない。


政治と国民生活がここまで乖離してしまうと、もう救いようがない。

貧富の差は、ますます拡がって行く。

人は貧すると、他者への関心を失う。

目の前の生活でいっぱいいっぱい。

かつての私がそうでした。

余程の強い意思がなければ、逆らう事をやめてしまう。


このまま「なんとなく」「知らないうちに」

新たな法でがんじがらめになるのかな。


「自分さえ良ければ、それで良いじゃん」


そうだね。私が心配する事ではないよね。


淡々と冷酷に、自らの欲望に従って。

それも悪くない。







ごもっともです。しかし、逆もまた然り。

一人の人間だろうと、芸能人。

芸能界とはそんな世界なのでは?





確かに。けれど、自らもその言葉のナイフで他者を切り刻んでいませんでしたっけ?

因果応報です。貴女が語る言葉ではない。


芸能とは「芸」を売る商売。

売れる「芸」が無ければ自分を切り売りするしかない。

一般人と違うのはメデイアに露出している以上、自らの発言には責任を伴う。

彼女達の発言が間違っているとは思わない。

けれど、この発言により人と金が動く。

「ボランティア」ではなく「商売」

綺麗事抜きで言えば、彼女達は「商品」

良くも悪くも「関心」が有る内は花。

見向きもされなくなったら「廃棄処分」


だから、まだ幸せなんだよ。君達は。


世の中には、どれだけ叫んでも見向きもされない人もいる。誰からも認知されない。

その絶望感を君達は知らないだろうね。


最後の癒しは、菅原りこさんではなく星の王子さまから。






「あなたが私の心の中にいるのなら、あなたが直接この場にいないことは問題ではない」





最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。



ここまで読み終えるなんて貴方は相当に我慢強い方か、そうでなければ余程の変わり者ですね(笑)


だから、そして、ありがとう。