とある老人ホームの前を歩いていたら、

窓からこちらを見ていたご婦人と目が合った。

取り敢えず笑顔で会釈すると、

彼女も笑顔で会釈を返してくれた。


何故だか堪らなく哀しい気持ちになった。


どうも、主神西門てす。

いつもご訪問ありがとうございます。


ガラス越しで声まではかけませんでしたが、

白髪のとても上品な出で立ちで、とても穏やかな笑顔でした。


私なんぞの若造が知る由も無い、波乱万丈な人生を歩んで来たのかもしれない。

それなりに大きな敷地と立派な建物だから、入所するにもそれなりに費用が掛かるのだろうから、経済的には余裕があると思う。

けれど、一人なんだな。


旦那さんとは死に別れたのだろうか?

子供さんはいなかったのだろうか?


いくら豪勢なホームでも、終の住処とするには、余りにも寂しいような。

まぁ、余計なお世話なんですけどね。


さてさてさて、私がこうやって黄昏ている間にも、世の中はてんやわんやの大騒ぎ。


「桜を見る会」問題では、招待者に反社会的組織の組員やらジャパンライフやら香ばしい匂いのする人々がいたらしいですね。

それも随分と前から証拠写真付きで出回っていたので今更感が半端ないですが。

45秒で1000枚もの書類を裁断出来るシュレッダーを「視察させろ!」「視察させない」

で野党と内閣府が小競り合いをしている最中、ローマ法皇があれこれと内政干渉してくる。カオス状態です。


今の私の気持ちを一言で言い表せば

「馬鹿馬鹿しい」しかありません。


またまた恒例の私の中のダークサイドが物申したいそうなので、ここからは彼に筆を渡します。


いつかの記事で書いた記憶がありますが、実は私はカトリックの神父になる為の学校に、6年間も通っていました。

その間に裏側まで知ってしまったからこそ、ローマ法皇に言いたい事がある。


「うるせぇよ」


難民を受け入れろ?

その難民が難民とならざるを得なかった理由は何なんだよ?

核兵器廃絶?

被爆地でどれだけ訴えようと意味がない。

核保有国に乗り込んで訴えてみろよ。


ナチスがユダヤ人を虐殺していた時、バチカンは何をした?見て見ぬ振りだったろう?


カトリックと言っても、いくつかの派閥があります。その中の主たるものがイエズス会。

現在のフランシスコ教皇もイエズス会。


日本の歴史に登場するイエズス会の人物と言えば、誰もが教科書から学んだフランシスコ・ザビエル。


長崎の出島で、彼が何をした?

人身売買。日本人を売り飛ばしていたよね?


日本に限らず、当時の西欧列国は植民地とすべき土地へと、最初に宣教師を送り込んでいました。


そんものはデマ?そうですか……


では、もう少し遡って変遷をたどってみましょう。

政治の世界でも多用される「免罪符」と言う言葉。それは、これまでの罪の償いが免除されるとして購入したものは救われると言う名目のもとに、ローマカトリックの法皇が発行し「販売」された証書です。

所詮は「金」ですか?

この事実に異を唱えたのかマルティン・ルターであり、プロテスタントの始まりです。


因みに、現在のフランシスコ教皇が最も多く核兵器を保有するアメリカで、核兵器廃絶を唱えない理由がここにあります。

彼はプロテスタントの多い土地には赴かないからです。自らの力の及ぶ国にしか足を運ばない。それだけです。


その他にも数え上げれば切りが無い。

「魔女狩り」と称して、罪もない女性を火炙りにしていた時代もありました。

誰もが知るジャンヌダルクも、魔女として火炙りににされた女性の一人です。


フランシスコ教皇はこれまでの教皇とは違う!

そう訴えたい人も多いかと思います。

確かに、彼はこれまでの教皇とは違い質素な振る舞いを旨としていますが……


私から言わせてもらえば、それが当たり前なんです。


金銀財宝で飾られた衣服で闊歩していた、これまでの教皇が異常なんだよ。


その金銀財宝を買うお金はどこから調達したんだい?

貧しくも信仰を貫く信者からだろう?


その信者の信仰の上に胡座をかいて、取ってつけたような理想論を語っているのは誰なんだい?



今でこそ、私は何不自由無い暮らしをしていますが、私の産まれた家は貧乏でした。

それでもクリスチャンである私の母は、

お洒落な服も買いたかっただろうに、それさえも二の次にして教会に奉仕していました。

そんな母でさえ、最後は癌がもたらす苦しみの中で息耐えました。


信じる者は救われる?


ふざけるな。詐欺師どもが。


私は知っている。

お前たちの中にいたから。


バチカン銀行。それに関わる人間で謎の死を遂げた人がいたよね?


未成年の売春。やりたい放題だな。


日本に難民の受け入れを強要するのであれば、まずはバチカンで受け入れろよ。

真のファティマ第三の予言を公表出来ないのは何故なんだい?


麻生太郎はクリスチャン。

彼が強行しているのは水道利権。

自分の娘婿の企業に水道利権を売り払おうとしている。

それに因んでフランシスコ教皇は……





これだけ見れば、その意図は相反するものに見えますが……

麻生太郎もフランシスコ教皇も同じ穴の狢です。


なんで?


そう感じたのであれば、自分で考えて下さい。そして調べて下さい。


今夜はここまでにしておきます。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。


主神西門。

本日の癒しの一枚は……



ニブダヨ