着物に取り憑かれたのは、まだまだ最近、、。
飽きっぽい私でも、「これは一生の趣味になる」
という確信があった。
今でも、好きな事には変わりなく、
毎日の様にネットに上がる、
新着のリサイクル着物を見たり、
自分の着物と帯を合わせたりしている。
ただ、コロナで日常を失った今、
今後の世界経済が危ぶまれた今、
着物を着る機会すら失われた今、
どうも、今までの様に熱が上がらない。
どんなに安いリサイクルの着物でも、
「明日の生活が、保証されていない」今では
贅沢品で、贅沢品に心がときめかない。
願うより長くなるかもしれないこの生活だけど
永遠に続く訳では無いと分かっていて、
そのうち、収束すると思っていて、
仕事が忙しくて出来なかった事を
今のうちにやっておけば、、、と理屈で
思っていても、
なんか、無意味の事に思えてくる。
贅沢品にうつつを抜かしていて、何になる、、、と。
これが、鬱というものなのだろうか。