突然の別れ
いつまでも、いつまでも、ぴぃぴぃと鳴く超えが頭から離れなかった、、、、
いつまでも、いつまでも、、、、
えっ?!
頭の中じゃなくて、ほんとにずっと鳴いてない?!
昼過ぎごろ、チビコに聞いてみた。
うん、どっかで鳴いてるね。
まだまだ猛暑が続く8月月初。
昼間なんて人っこ1人歩いてないような暑さ。
そんなジリジリする日、セミの鳴き声に紛れながら、時折ぴぃぴぃと聞こえる。
間違いない、やっぱり鳥さんだ!
親元に帰れてないんじゃない?
チビコと家の周り、とくに飛び立って行った家の裏周辺を探しに行きました。
が、見つからず。
家に戻る。
でも、ときどき鳴き声が聞こえる。
聞くといてもたってもいられなくなり、探しに行く。
見つからない。
繰り返すこと数回。
裏の家の住人に出会い、事情を説明するも、いや〜鳥なんて見てないと、、、、
夕方。
ワンコの散歩もほぼ鳥さん探し。
親鳥たちが寝ぐらに帰る合図かのように鳴きあい始める。
鳥さんも鳴いてはいるけど、、、
うん、朝から聞いてる鳴き声と全く一緒。
多分、どこかにハマって動けないのか、動いてないのか、聞こえる鳴き声の距離感が全く変わっていないから一歩も動いてないと思われる。
この暑さで飲まず食わず?
一日中鳴き続けていることを思うともう体力も限界かも。夜になったら拾ったときのように鳴くことすらしなくなるだろうし、これが最後のチャンス。
チビコに、何度も何度も暑いししんどいけど、もう一回だけ日が暮れてしまう前に、探しにいってもいい?と聞きました。
チビコは嫌がらずに、一緒に探しについてきて来れました。
そして、昼間から、この辺で聞こえてる気がするよねーって話してた、集会所の松の木。
木の上を隈なく探す。
どっかにいない?
いないなぁ。
チビコが、
木の上って言うより、もっと下の方から聞こえるような気がするよ、
って言う。
うん、でも道や地面に落ちてたらそれこそ一目瞭然にわかるんだけど。
いないよなぁ。
松の木の側に植え込みの低木があり、そこにちょっと目をやった瞬間
見つけた!!
植え込みの中にちょこんと居た!
出れそうで出れない?
枝やら硬い葉やらの中。
手を突っ込んで鳥さん確保。
チビコ、見つけてくれてありがとう!
またまた、家に持ち帰り保護。
慌てて、また簡易のすり餌を作ってたんまりあげました。
正直ホッとしました。
でも、今後どうする?