先日、カーテンをテーブルクロスにリメイク した時にはずした、レースを染めてみました。
昔、自分で繊維を染めることに凝ったことがあり、紅茶やダイロンはもちろん、
知り合いの藍染染色家のところで藍染めや、タマネギの皮の草木染めなんかも体験させてもらったこともあり、それを思い出して、染めてみようと思いました。
今回イメージしているのは、紅茶染め。
ですが、我が家は紅茶派ではないので、お客様用にティーバッグのストックがあるくらい。
コーヒーこぼしたら、なかなか色取れないもんなあ。なんて、思いコーヒーでも染まるんじゃないかな?
コーヒーならいっぱい家にあるし。
さっそく試してみましたが、失敗。
水洗いすると、うっすら色が付いたかなあ?てな程度。
コーヒーの濃さがあまかったのか、色留めとしてお酢を入れたのが合わなかったのか・・・。
自分で考えるより、専門家に聞くのが早いわ。
ってことで、上記の染色家にTEL。
藍染作家だけでなく、大学で染色の講師をしている彼女の話では、
コーヒーは染まりにくい。
紅茶がないなら、ほうじ茶や番茶を使うと、紅茶染めのような色になる。
色留め剤としては、お酢で充分対応できるよ。
とのこと。
なるほど、紅茶とお茶ってもとは同じ茶葉だもんね~。
でも、番茶を切らしていて、もったいないけど緑茶でやってみよう!!
はじめは、緑茶色、だったので、そのまま2日ほど放置しました。
酸化して、紅茶のような茶色に液体がなったので、そこでお酢を入れて、もう一度ぐつぐつと煮ました。
出来あがったのが上記の写真。
これは、試作品。
というのも、このレース。
私が、物ご心付いた時から、母が私の洋服を作ってくれる際に洋服でデコってたレース。
母が大量保有していたレースをそのまま私が受け継ぎましたが、
たぶん、40年以上前のもの。
よく見ると、未使用にもかかわらず、シミができています。
でも、このシミも地色がホワイトではなくベージュならアンティークっぽくいい感じになるでは?
ネックだったのは、トーションレースなどは心配ないのですが、
コットンレースは、レースの模様になっている部分のミシン加工(?)の糸がもしかしたらコットンではないかも・・・。
ということでした。
通常、ミシン糸ってポリエステルなので、化繊は染まりにくい。
昔、古着のまっ黄色のシルクのブラウスを買ってきて、茶色のダイロンで染めた時、
奇麗な色になったのですが、ミシン目だけが黄色いままだったことがあり、
同じようになるのでは?と懸念していました。
でも、今回、全体にムラなく奇麗に染まったので、ポリでななくコットン100%だったようです。
残っている大量の、レースも次回染めようと思います。
こちらは、奇麗に染まったらtetoteに出品予定です。