2007.5.9 東京ディズニーランドご訪問(天宙平和新文明開闢 千葉大会当日、お母様と三男・顯進様)

2007.11.12 米12都市講演ツアー サンフランシスコ(お母様と顯進様)
BGM
Rafał Blechacz - Second round (15th Chopin Competition, Warsaw)
神様は父母なる方として居られなければならない
神様と人が、完全に愛と美を授受しようとすれば、再臨主を通して神様に仕えなければならない。つまり、神様は、父母なる方として居られなければならない。この神様と一つになることが、創造原理による理想の善を成就するための根本的な基礎となる。しかし、人には肉身の父母も存在する。この肉身の父母が、父母なる神様を完全に信奉する立場に立てば、その肉身の父母によって生まれた子は、肉身の父母と一つにならなければならない。
それが、創造原理の最も重要な点である。従って、父母なる神様を信奉するように肉身の父母を尊び、孝行しなければならない。このような創造原理があるために、儒教においても、孝道が教義の中心となっているのである。 我々は、神様の愛を受け継ぎ、繁殖しなければならないが、そのためにはまず、 父母なる神様と一つになるように努力し、また、肉身の父母のために努力し、その次は、自分の対象と一つになり、全体が一つになるようにしなければならない。それが人生において最も重要な使命である。
このように、父母なる神様、肉身の父母、夫婦(子女)が一つになるのが創造原理である。こうして、孝子、忠臣となり、再臨主を通して、父母なる神様を信奉してこそ、自己が完成し、天に対して仲介者の立場に立つことができるのである。 特に、この地上で肉身の父母になった立場とは、どのような立場であるのか。理想論において、父母と子女は、心と体のような相対関係になっているため、自分が肉身の父母の立場となれば、自身は第二の天の父母のような存在となり、子女は第二の自分のような存在となる。従って自分の家庭を築き、理想論の三位格(父母なる神様、自分、子女)のかたちを完成させなければならない。これが、再臨主に従う者の最初の使命である。
それゆえ、肉身の父母は、父母なる神様の身代わりとして、その使命を果たすために努力すべきである。
再臨主を中心とする原理的な世界には、上述のような理想がある。この理想は、どの家庭、社会、国家においても同様である。我々は、この理想に反する非原理的なものを非難し、義を立てなければならない。不義を放置した者は、相対格の存在を堕落させることになり、み旨を成就できなかった立場となる。従って、誰もが天のみ旨成就のために、地上の不義を防がなければならない。このような使命が果たされ、理想の完成した時代となれば、人々は天の子女となり、その時代の夫婦は永遠の夫婦として、また、父母なる神様の分身として、理想の夫婦となるのである。
地上の人々によって地上と天が共に完成する
地上における再臨時代の人々は、天の霊人たちが地上で果たせなかったことまでも、代わりに果たさなければならない。つまり、各自は、地上で自己を完成させると同時に、天にいる家族も完成させなければならない立場に立っているため、非常に大きな責任を負っていると言える。このように、地上にいる人々によって、地上と天が共に完成するこ とで、根本的な問題が解決されるのである。それゆえ、天の霊人たちもこの再臨時代を待ち望んでいる。天にいる家族は、この時代に、地上の我々と一つになれば、地上で果たせなかったことを果たすことができる。こうして、再臨主によって、根本的な問題から解放され、天国完成への第一歩を踏み出すことができるため、全天宙は、 再臨主に誠心誠意仕えようとするのである。
夫婦は父母なる神様の分身
理想論においては、父母なる神様を中心とする場合、夫は第一対象となり、その配偶者は第二対象となる。ここで、夫になった者は、天の愛を受けるために、美の存在とならなければならない。こうして、天の愛を受けて、天に美を返すことで、善が成就すれば、天の父の分身として、天の愛を持って、第二対象の妻を愛することができるようになる。男性は、このようにしてこそ、原理的な立場に立つことができるのである。 これに対して、妻になった者は、夫の愛を受けて、夫に美を返すことで、第二の善が成就すれば、天の母の分身となることができる。このように、善を成就することのできる授受の回路を作ってこそ、理想のかたちが完成したと言えるのである。
このように、夫婦は、父母なる神様の分身となる存在であるため、互いに、この上なく貴い存在として尊重しなければならない。こうして生まれた子女は、父母なる神様の分身である、肉身の父母を現す存在であり、愛の結果であるために貴いのである。それゆえ、この子女は天の子女という栄光を得ることになる。肉身の父母は、父母なる神様の分身として、貴い子女を愛さなければならない。つまり、子女に対する父母の愛は、父母なる神様の愛を現すものである。
肉身の父母は、子女を思うほどに、父母なる神様を思わなければならない。神様を思う者は、全ての使命を果たすことのできる者であり、手本となる者である。また、人は父母なる神様の愛を最上位の愛としなければならない。そうしてこそ、次に、夫婦の愛が現れ、その次に、子女に対する愛が現れるのである。それらの愛は、別々のように見えるが、一つの愛として、父母なる神様の愛に帰結しなければならない。それが理想の愛である。 このような創造原理が中心となっているために、人は堕落したが家庭を築き、父母となって子女を愛するのである。
そして、愛された子女が父母に感謝をして孝行し、美を返すときに善が成就するのである。このように、原理的な立場に立つことによって、父母は喜び、子女は満足することができる。 子女が完全に父母の対象となれば、創造原理を立てることができるため、父母なる神様と一つになり、理想の善を成就することができる。こうして人によって、善が繁殖するのである。このような立場に立っている人々は、どれほど貴い存在であろうか。
この善を繁殖する人々が、天の理想を実現できる人々ではないだろうか。 天の理想を実現しようとする人々は、再臨主と共に、本来の原理を復帰しなければならない。そのためには、まず、配偶者を求めて父母となり、子女を授かって、家庭を築かなければならない。こうして、社会、国家、世界、全天宙に、原理を立てるのである。従って、終末においては、父母なる神様を探し求めなければならない。
その父母なる神様とは、どのような存在であるのかと言えば、再臨主の根本となる父母であり、人が堕落から復帰されれば、サタンまでも主管することのできる父母である。 つまり、人が天の子女となれば、堕落前の本来の主管権を継承することができるのである。ところが、今、天の子女となるべき信徒の誰もが、父母なる神様のことをよく分かっていない。それゆえ、特別な教示を受けた者たちが、先に一つとなって、再臨主に従い、み旨の路程を出発するのである。 霊人が生命体級にまで完全に成長した者であれば、再臨主を知ることができる。つまり、再臨主を探し出すことが、今の信徒たちの重要な使命である。
そして、世界から集まって来る信徒たちと共に、地上で理想的な家庭を築かなければならない。このような家庭を、社会、国家、世界に広げ、天宙大家族の理想を実現することが、再臨主に従う者たちの使命である。 この時代は、悪人に対して無慈悲な時代であり、義人と善人に対しては栄光の時代である。この時代に、良心的な人々は解放される。そして、解放された人々は、原理を立て世に出なければならない。こうして、天の理想のかたちが完成することによって、6千年の歴史が終結し、安息の時代を迎え、永遠の理想が始まるのである。

