2007.5.8

2007.5.9 東京ディズニーランドご訪問(天宙平和新文明開闢 千葉大会当日、お母様と顯進様

2007.11.12 米12都市講演ツアー サンフランシスコ(お母様と顯進様)

 

「この教会は外部から見る時、極めて「不可解な団体」であるに違いありません。そもそも、どうしてこんな無理な献金体制が続いているのか?なぜそんな「とんでもない組織」に人がのめり込むのか?
一方、カメラの前でコメントしている教団幹部を見てみると、やたら賢そうにも見える。
また、紐解いてみれば、安倍首相をはじめ、海外でも、レーガン・ブッシュ・サッチャー・ワヒド大統領・アラファトPLO議長など、政界の名だたる大物たちがこの団体に賛辞を送ってきた。

全ては「金」の成せる業なのか? はたまた「選挙」のつながりなのか?
それにしても、なぜ「保守」の自民党が教団と近い関係を持ち続けてきたのか……。
今の教会の「なぜ?」が分かるように、まずはこれまでの流れを簡単に概観してみたいと思います。
今回まずお伝えしたいことは「統一教会」と「統一運動」は違う、ということです。

統一運動と統一教会
「教団側は“マスコミ報道に間違いがある”と主張していましたが、信者の方々からみて、それは具体的にどの部分なんでしょう?」こうした質問に対し、まずご説明したいことは「統一教会と統一運動の関係性」についてでした。

統一運動(主に最上位機構であるUPFが担う)とは、宗教、学術、芸術、教育、言論、政治、経済に至るまで、あらゆる分野の活動を通して、「神のもとの一家族世界」、言い換えれば、人種や国籍、宗教を越えた「平和世界」を実現しようという総合的な運動を言います。そして、この運動の志を果たそうとして集てきた信徒の群れが「家庭連合(統一教会)」に他なりません。

すなわち、「統一教会」のために「統一運動」が作り出されたのではなく、「統一運動」を推進するために「家庭連合(統一教会)」が存在し、信徒たちが身を粉にして、国と世界のための活動に尽力してきたのです。

1968年の国際勝共連合設立以降、国内外で展開されてきた勝共運動も、その目的はひとえに、世界の共産化を防ぎ、自由世界を守るという信念にありました。冷戦の真っ只中において、米国の保守政権を支え続けた新聞社「ワシントンタイムズ」もまた、そうした勝共運動、統一運動の目的のために設立されたものであります。

教会創立当時の信徒たちは皆、「己の救いのため」ではなく、「教会組織のため」などでもなく、「世界の自由と平和のため」に、自らの人生の貴重な時間や私財を投げ打ってきたのです。
「私たちは“我先に天国に入ろう”とする者たちではなく、 “世界のために天国を作って、最後に天国に入ろう”とする者たちなのだ」……、それが、私が幼くして親や草創期の信徒の背中から学んだ統一運動の精神でした。
岸信介元首相をはじめ、日本の国や未来を思う方々が、統一教会の若い青年たちに好感を抱いたのも、彼らの中に本気で国や世界を思う、純粋な志を見たからであるに違いありません。


失われた本来の精神
私がこれを述べるのは、決して、“今の教会組織”を擁護したいからではありません。
逆に、この本来の精神を失ってしまっている今の家庭連合に、この運動の「原点」を思い起こして欲しいと思うからです。また、現役の信徒の方々に、今の家庭連合の“異常さ”(韓鶴子総裁が「お父様に原罪あり、お母様に原罪なし、お母様がメシア宣布」及び三男・顯進様を迫害)に気付いて欲しいからです。
多くの人々が、また二世たちが、この運動のために苦労や犠牲を余儀なくされてきました。しかし、神の御旨のため、国と世界のために余技なくされる苦労と、一教団の利益と栄華とプロパガンダのために強いられる犠牲とでは、全く意味が違います!後者であったならば、どうしてそこに、二世たちが誇りや気概を覚えることができるでしょうか。
いえ、たとえ大きな目的のためであったとしても、今の時代は、また本来は、国と世界と同じく、まず大切にすべきが「人」であり、「家庭」であるというのが、私たちの教えであったはずです。

もう一度、今なぜ家庭連合に対するバッシングが起こってきているのかを見つめ直してみてください。「迫害」や「天の試練」という観点ではなく、私たちの本来の教えや精神の原点に立ち返って、現状を冷静に見つめ直してみていただきたいのです。

文鮮明総裁はかつてこうした御言を残しました。
「統一教会が統一教会自体の利益と幸福のために存在しているとするならば、それは統一教会から滅びなければなりません。私は、世界の救いの前進のために、私の命と、私の心と、私の魂を与えるために統一教会を創立したのです。ここの聴衆の中にも、統一教会のメンバーがたくさんおります。彼らの大きな願い、彼らの唯一の動機は、ただ他に仕えること、この国と世界を救うことなのであります。」(『人間に対する神の希望』より)

この教会が教会自体の利益と栄華と維持と防衛のために存在するようになってしまったなら、教会の存続する意味がなくなってしまうのではないでしょうか? 日本教会だけを指して述べているのではありません。韓国本部を含む、現教団の在り方について正視していただきたいのです。
本来、「為に生きる運動」を志向していた初期の教会が、どこから、どうして極端な経済組織に変質してしまったのでしょうか?

 

真の家庭理想を掲げ、UPF総裁になるべき三男・顯進様 を家庭連合・教権指導部は追い出しました。神の下の一家族世界の建設よりも家庭連合の教権指導部は、自らの生活のための狭い教会組織を維持し、特権を享受しようとする道を選びました。2009年頃から始まった天宙史的葛藤(統一家の分裂)は解決されなければなりません。神様のみ旨(One Family Under God)実現のため、再び統一家は一つとなって統一運動を展開してゆかなければなりません。

 

↓(映像)文鮮明先生と文顯進会長による統一運動の重要性と、真の家庭と統一運動を破壊した教権指導部

 

文先生の御言

☆メシアの使命はそこで終わるのではありません。
真の父母の位置まで進んで、『絶対的真の家庭』を探したてなければなりません。
この真の家庭を中心として、神様の創造理想を完成した地上天国と天上天国を創建することができるのです。
この目的のために堕落の後裔である全人類は、この誰の例外もなく、メシアの真の家庭に接ぎ木されなければなりません。
(478-285 2004.12.2)

 

↓顯進様が真の家庭を立て直そうとする心の叫び(48分~57分)

 

先生の家庭『真の家庭』が主体なら、接ぎ木された祝福家庭全体が対象となって、一つとなった基盤の上で神様が臨在し、神様を中心として個人基準、家庭基準から世界基準へと拡大されるのです。(295-271  1998.9.8)

 

祝福とは文鮮明先生の家庭『真の家庭』に接ぎ木されること。全人類はメシアの真の家庭に接ぎ木(祝福を受ける)されなければならない。

その真の家庭が分裂しているということは深刻な問題です。真の家庭が円満に和合されなければなりません!喫緊の課題です。

 

•真実を知ったこの時から、真の家庭を一つにして、共に理想家庭を目指しと天国建設に寄与して参りましょう!

 

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