瞑想猫のブログ(主の遺言を地に落さないために)

2007.5.3 天宙新文明開闢 広島大会 訓読会(お母様と顯進様)

瞑想猫(にゃんこ先生改め)のブログ-2008.1.1

2008.1.1 真の神の日アトラクション(お父様と顯進様)

 

1975年6月7日に、ソウルのヨイド広場で、『救国救世大会』を行う時でした。
インドシナ半島が共産化され、クメールとベトナムの赤化による緊迫した情勢において、お父様は60ヵ国から1,000人余りの代表を動員し、全国各地から120万人が参加する大規模集会を指示されました。当時としてはものすごく大規模な大会でした。
その上、既成教団の反対と迫害の中にあって、実に骨のおれる行事準備を進めていました。

大会を10日余り後に控えた頃、ソウル市上道洞の某牧師を中心としたクリスチャンたちが、口に出すこともできないような内容のチラシを作り、ソウル市内に大量に撒いたのです。そのニュースを聞き、大会組織委員会の役員たちは惨たんたる心情で集まりました。「ただでさえ難しい状況なのに、そんなチラシを見て、誰がヨイド大会に来るのか」と落胆した雰囲気でした。対策会議の末に結論が出ました。
「私たちがこれほど長年にわたり謀略や迫害を受けながらも、一度も法的対応をしないから、彼らはあのようなことをするのです。私たちも一度ぐらいは痛い目に遭わせて、度肝を抜かせてやるべきではないでしょうか」
満場一致で決定し、弁護士に会って告訴状を作成しました。重要な過程が一つ残っていたのは、お父様の裁可を受けることでした。

韓国ワールドサミット2006

 

お父様はその時、清平に行って祈祷をしておられました。危機的状況に置かれた韓国を救うために、全世界を動員して大会を準備し、金日成の野望を止め、国を活かそうと死力を尽くして祈祷されておられたのです。

「組織委員会で、今回だけはもう我慢ならないとして決定しました。お父様、承諾してください。私たちも一度は、白黒をつけなければならないのではないでしょうか。既に弁護士を通して告訴文まで全て作成してあります。決定だけしてくだされば、すぐに手続きをして新聞に広告しようと思います」

目をじっと閉じたまま、話を聞いておられたお父様が、しばらくして口を開かれました。
だめだ。私が今回の大会の壇上で語らなければならない話の核心が何だと思うか。統一だ。私たちの心を束ね、また北朝鮮の人々の心を束ねて、この摂理的な祖国を輝かそうというのだ。それなのに、同じ地の兄弟を告訴して、どうして壇上で統一を語れるというのか。その人たちのチラシのせいで人が本当に集まらないなら、集まらないなりに神様の思いに適うようにすればよい。そうすれば成功する大会になるのだ。しかし、神様がそっぽを向いてしまえば何にもならない。」

 

↓神様の目には国境線(恩讐)はないという文先生の御言

 

お父様はいつも、「神様の心情を基準として判断しておられるのだ! 」と再度、思わされました。こういうお父様の前に大会を任せられ、責任を負っている「私たちの考えがせいぜいこの程度しかなっていないのか」と実感させられました。

何らかの問題にぶつかった時、私たちはいつも「お父様ならどうされるのか」を考えなければなりません。

今日、統一家に起っている諸問題(約30件にわたる顯進様に対する訴訟など)も、お父様の視点から見れば答えが出てくるでしょう。お父様は「どんなに困難な境遇でも法的闘争をしてはならない」という原則を固守されました。そのような歴史的な事実を私たちは知らなければなりません。
お父様は最後まで許し、神様の愛の中で一つになることを祈祷され、真の愛で抱こうとされた方です。今日、私たちの指導者と祝福家庭は、お父様の精神と伝統をそのまま継承できているのか、胸深く省みて点検しなければならないでしょう。

 

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