2007.5.21天宙新文明開闢ニューヨーク(お母様と顯進様)

2007.11.12 米12都市講演ツアー サンフランシスコ(お母様と顯進様)
顯進様が歩んできた生涯と、顯進様が発表したみ言葉と、顯進様が繰り広げてきた内容は、やがて、眠っている祝福家庭をもう一度目覚めさせてくれることでしょう。その高貴な価値は世の中の多くの人々を真なる道に導くでしょう。
2017年、第50回真の神の日を韓国で記念しながら、顯進様はお父様の摂理的な使命と責任と権威を継承した長子であることを明らかにされました。1998年、お父様の後を継ぐ方として選ばれて以来、20年が経って、その事実に直接言及されたのです。
これまでにも、いくらでもこういった事実を前面に出して、ご自身の歩む道を楽にする機会はありましたが、顯進様は決してそのような方法を取られませんでした。むしろ難しい道を自ら望んで歩まれました。摂理の中心人物として、神様が共にすることのできるあらゆる資格を実体的に備え、天と地が自然屈服して、祝福することのできる過程を経てきました。
そうして摂理的なこの時、ご自分が誰なのかを自ら発表されたのです。
☆父母様の公認を受けるには、父母様の息子と一つにならなければならないのです。
今は子女時代なので、私たちが父母様と一つになろうとするのには、カイン・アベルの位置を訪ねてきた、長子(顯進様)と一つにならなければなりません。このことをよく知らなければなりません。
直接、父母様と一つにはなれないのです。先生の息子が長子なのです。堕落した長子ではなく、本然の天の前に完成したカイン(お兄様)の位置です。(133-247)
失われた天の所有権を全て取り戻す道が今、開かれようとしています。
第50回真の神の日に顯進様は、神様が摂理の中心であることを改めて明確にされました。神様を中心として、崩れてしまった真の父母と真の家庭の基盤を再び立て直すことも、明らかにされました。
これまで、顯進様の阻み道を反対してきた祝福家庭を審判する代わりに、悔い改めの過程を通して、祝福家庭本来の姿に回復させ、神様のみ旨に一致して新しく出発することができる道を開いてくださったのです。また、摂理的に責任を果たせなかった家庭連合の使命を継続するために、「家庭平和協会を創立すること」を宣言されたのです。
それから10カ月後2017年12月、世界的な宗教指導者たちが共に祝賀する中で、大韓民国ソウルグランドヒルトンホテルにおいて家庭平和協会創立大会が盛大に開催されました。この日、顯進様は亡き文鮮明総裁のみ旨と理想を、家庭平和協会を通して継承していかれることを宣言され、目頭を熱くされました。
世界各国の人士たちがワンファミリーアンダーゴッド運動に奇蹟のように参加していることに対し、顯進様は神様と霊界の協助であるといつも神様に感謝されています。
このように言うのは当然のことかもしれませんが、ある面「神様と霊界が協助せざるを得ない内容」があるからであり、また「世界的な人物が顯進様に感動する理由」がそこにあるからではないでしょうか。絶えず精誠を尽くし、神様の崇高なワンファミリーアンダーゴッドの夢を成就するために全力を尽くされる霊的リーダーシップが、世界の指導者たちが偏見なく感動し応援する理由でしょう。
このような渦中で、真の家庭と家庭連合の食口のことを考えざるを得ません。
初めて会った人でもそのように顯進様の真価を知って共に仕事をするというのに、数十年間も顯進様を近くから見ている人々が、客観的に検討したり、行跡に関する研究もせずに、断定的に彼を裏切り者として十字架の道に追いやるとは……。
「よく知らなかったのです。真の父母様の指示なので仕方がありませんでした」
そう弁明できるかもしれませんが、それは自分自身の良心と信念に基づいて正義の道を選んだ人々の前に、祝福家庭という共同体を最も醜いものとしてしまっているのではないでしょうか。
また、2009年12月のフィリピンでの感激的な場面が思い出されます。
第1回GPC行事のためにフィリピンを訪問した時、各界の平和大使の代表が顯進様を訪ねてきました。文顯進会長が家庭連合から不当に追われていることを知り、とても驚いていました。また、アジア大陸会長の龍鄭植(ヨン・ジョンシク)氏が顯進様に失礼な行動をとったことを知り、激怒している雰囲気でした。
しかし、顯進様は特に何も語られず、むしろ家庭連合指導者の誤りに関して、彼らに代わって謝罪されました。その時、数年前に逝去されたドミンゲス女史が席から立ち上がり、決然として話しました。
「ドクター・ムーン。私は、あなたが今までここフィリピンをはじめ、世界を回って何をしてきたのかよく知っています。私の良心はそのようなあなたが真実であることを信じています。ドクター・ムーンが教会からどのような処遇を受けようと、私は最後まであなたを信頼し、共にありたいと思います」
フィリピン政府機関で働くドミンゲス女史は、顯進様がフィリピンを訪ねるたびに空港に出迎え歓迎してくれました。この日、ドミンゲス女史に続いてチュア博士、マクシノ将軍ら平和大使の代表が同じ趣旨で、顯進様を信頼し支持することを明らかにしました。感謝するばかりで顯進様は特に何も語られはしませんでしたが、内心は複雑だったと思います。この事態を自ら責任を持とうとされるばかりで、他の人にまで荷をおわせるような顯進様ではありません。
歳月が流れ、故人となってしまった人もいますが、今でもそのような一人ひとりが、誰ひとり例外なく顯進様と一つの家族となって、同じ道を歩んでいます。
