正に負の連鎖。起こした凶行は非難されることだが、本人の味わった心情路程を思うとかわいそうにも思える。
母親と徹也容疑者が家族会議、懇切に良き授受作用をし、母親の良心に訴えて、献金額を削減していれば、このような悲劇は避けられたと思えてならない。
BGM
山上徹也容疑者が島根県の男性(フリーライター 米本和広氏)に送ったとみられる安倍元首相の殺害を示唆する手紙
↓手紙の内容についての映像あり
米本和広氏のサイト
安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(41)が事件前、安倍元首相の殺害を示唆する手紙を岡山市内から中国地方に住む男性に送っていたとみられることが17日、分かった。奈良県警も手紙の存在を把握しているとみられ、確認を進めるもようだ。
手紙を受け取った男性は同連合の活動を批判するブログを実名で運営し、住所も記していた。山上容疑者と面識はないが、手紙には、自身がブログの読者であり、過去に投稿欄に書き込んだことがあると記されていた。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への強い恨みがつづられ、安倍元首相については「苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない」「あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と記載。「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」とも書かれていた。
サンクチュアリ教会の七男・享進様は6月22日に来日している。山上容疑者は、そのことに触れていないことから、七男様や三男様には、殺意はそれほどなかったと思われる。
お母様(韓鶴子女史)には強い殺意があったことが伺える。
山上容疑者の伯父(77)は次のように述べている。
――山上容疑者はどんな人物なのか?
「極めて頭脳明晰。父親そっくり。家族に問題がなければ京大に入れたと思う。性格?私に対しては抜群。いいエピソードばかり。昔はうちの息子と海水浴や釣りに連れて行った。喜んでました」
山上容疑者は3人兄弟の次男として生まれた。父親はトンネル工事を請け負う建設会社の役員を務め、母親(69)はこの会社の社長の娘。いずれも国内トップクラスの国公立大を卒業し、親族には弁護士や医師がいる。
「エリート一家」の一員として、山上容疑者も将来を嘱望されていた…
――それが、なぜ悩むようになったのか?
「自殺未遂の時に、海自に書面で出させて分かった。“統一教会によって人生がめちゃくちゃになった”と書いてあった。兄も妹もめちゃくちゃになってるので、自分の命でそれを払う、保険金でと」
――入信した背景は?
「84年に山上容疑者の父が自殺した。さらに長男(同兄)が小児がんになり、抗がん剤投与で右目を失明し、脳にも転移し、後に自殺。これが一番大きい。(山上容疑者の母親の)弟も76年に小学5年で交通事故死している。最愛の母(山上容疑者の祖母)も82年に亡くなった。この方が聡明な方で、その血を受け継いでいた。これも伏線だったと思う」
山上容疑者とみられるツイッターより
ツイッターの利用は2019年10月に始まる。
教団トップの韓鶴子総裁が愛知県で開かれる集会に参加するために来日した時期と重なる。山上容疑者は韓鶴子総裁を狙おうと火炎瓶を持って会場を訪れたが、果たされなかったとされる。
集会後の10月14日には、『俺が憎むのは統一教会だけだ』と記載。安倍晋三元首相については、『統一教会のおぞましさに比べれば多少の政治的逸脱など可愛いものだ』としていた。
幼少期に父親が病院の屋上から飛び降りて自殺したのを『俺は父を殺した』と嘆くような書き込みもあった。
その後、『俺が母の嘘(およそ5000万円も献金か)に気付くのは登記簿を眺めたときだ』とつぶやく。
山上容疑者が銃撃の準備を始めたとされる21年春には『全ての原因は25年前だと言わせてもらう。』と投稿した。
山上容疑者のツイッターのフォロワー数は17日の時点で0人だった。
『安倍政権のやり方が常に正しかったと全く思わないが、結果として正しかったことを評価できなければ、その正しさは失われる。安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない。』(2020.8.28)
安倍氏が第一の殺害対象ではないと語っている。暗殺は悲劇以外の何者でもない。行き過ぎた行為。
山上容疑者と母親が奈良・家庭連合の牧会者に会って懇切に事情を話し、しかるべき対応(徹也容疑者に返金するなど)をしていれば、このような凶行は防げたと思います。
安倍晋三元首相のご冥福を心よりお祈りいたします。



