瞑想猫のブログ(主の御言を地に落さないために)

2005.12.9 ウルグアイ現大統領 歓待

天正宮建築現場にて(ご父母様と三男様夫妻)

BGM

 

1994.5.3 世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に名称変更、宗教時代を卒業して家庭連合の時代に入る前に語られた。『父母宗教=統一教会』

1991.8.26 世界平和宗教連合の創設を正式に発表

 

真の御父母様の生涯路程 9

七 第二回「世界宗教議会」と「世界平和宗教連合」創設の提唱
第二回「世界宗教議会」

一九九〇年八月十六日から二十一日まで、アメリカ、サンフランシスコのハイアット・リージェンシー・ホテルにおいて、世界七十数力国、五百五十人以上の宗教指導者や学者等が参加する中で、「国際宗教財団」(理事長 郭錠煥)の主管する第二回「世界宗教議会」が開催された。同大会は、「若者と社会に宗教伝統の伝承を」という主題で開かれた。

 

今回の大会を通じて、一つの新しい土台がつくられました。その主題内容を簡単に言えば、目的は一つであり、同じだということです。宗教の中には、僕の宗教があり、養子の宗教があり、庶子の宗教があり、直系の宗教があり、最後には父母の宗教があるというのです。神様は、その摂理を父母の宗教を中心として完成しようとなさるので、歴史的時代に現れたすべての宗教は、父母宗教の位置を訪ねていかなければなりません。

 世界を収拾できる新しい宗教時代が来ることによって、真の父母宗教が顕現するのです。それゆえに、地上の宗教の教徒がすべて教主に侍ってきたのは、真の父母に侍るための訓練だったのです。

 このような内容を提示したので、これは、宗教界に次元の高い革命が起こり得る一つの主体観なのです。そのような内容を中心として、「レバレンド・ムーンは、真の父母宗教のみ旨を代表し、天の召命を受けた人だ」と完全に宣布してしまったのです。私の言うことを聞きなさいという話です。

 宗教の代表がすべて来て、「世界平和宗教連合」創設のための声明書にサインし、それを、その場で私に捧げたのです。真の父母宗教のみ旨を奉じて「世界平和宗教連合」へ進出しようという決意大会を行ったのです。

 これは、歴史的な事件です。宗教圏を一つの枠にもってきて一つにしようということは、今まで誰も考えることさえできなかったのです。そのようなことが成し遂げられたという事実は、歴史的な事件です。

 このようなことが新聞に出たので、「レバレンド・ムーンがメシヤ宣布をした」と言って、キリスト教では大騒ぎです。キリスト教徒にとってはメシヤが重要ですが、これは真の父母宣布なのです。「真の父母宗教の主導者はレバレンド・ムーンだ」というようになっているのですが、その内容を見ればメシヤ宣布です。

 これを、アメリカの世界的な有線放送であるCNAで全世界的に放送してしまったのです。それで、一時、サンフランシスコをはじめとして、全米中で大騒ぎになりました。しかし、既にみな知っている事実です。メシヤが人として来られるならば、メシヤになることができる人はレバレンド・ムーンしかいないということが、判定ではなく、決定的なことになっているのです。

 

「世界平和宗教連合」創設の提唱
 一九九〇年八月十六日、アメリカ、サンフランシスコのハイアット・リージェンシー・ホテルで開催された第二回「世界宗教議会」の午前の開会式において、真のお父様は、創始者としての基調演説を通して「世界平和宗教連合」の創設を提案され、参加者すべてに同団体の活動に積極的に参加することを訴えられた。

 私は、きょう皆さんの前に「世界平和宗教連合」の創設を提唱します。最近の外的世界情勢は、冷戦の終息、東西和解へと進行しています。対決と分裂を克服し、人類が一つの兄弟、世界一家へ和合していく統一の時代を指向しています。

 二十世紀を締めくくる最後の十年は、神様が人類に本然の世界へ復帰できるように許された貴重な機会です。私は、既に去る六月一日、外的に「世界平和連合」の創設を提唱し、これにアメリカ、ソ連などの世界各国の指導級人士数万人が呼応してきています。この機構の目標を達成するためには、その内的基台がなければならないのですが、それがすなわち「世界平和宗教連合」です。

 究極的な平和世界の実現のために宗教の役割は絶対的なので、今や宗教人たちは宗派の垣根を壊し、神様が願う目的のもとに連合した力をもって、世界平和の具現に向かって前進していかなければなりません。世界平和のための宗教人の役割が不足していたことを自省し、世界和合の動機であり、根本要素である真の愛を宗教の中で開発し、これを実践する「世界平和宗教連合」の運動を大々的に展開する時です。

 世界のことを思われ、それを本然の状態に回復しようとされる神様のみ旨を成すために宗教が立てられました。神様がこの時代を経綸するために願われる宗教は、真の父母の宗教です。真の父母の心情を抱いた宗教、真の愛を実践する宗教であってこそ、葛藤と不正で満ちあふれた今日の世界において、神様のみ旨を実現することができる宗教となるはずです。

 今日、世界の若者たちは、私たちの前に置かれているこの重大な機会を直感的に認識していると考えています。宗教指導者としての私たちは、今日の若者たちに真なる師の役割を果たさなければなりません。永遠に不変な絶対価値の基準である真の愛を指向し、私たち自身の心身の統一はもちろんのこと、唯心、唯物の世界までも連結し、統一しなければなりません。

 このような基盤の上で、私たちは、内的世界である宗教界を統一し、外的国家を統合して、最終的には永遠の世界平和を成し遂げなければなりません。このような目的を達成するためには、すべての宗教人は、男女を問わず責任的役割を果たさなければなりません。

 

第二回「世界宗教議会」送別会
(一九九〇・八・二〇、サンフランシスコ、ハイアット・リージェンシー・ホテル)

 今晩、私は、宗教を考えるにおいて必要な三つの条件についてお話ししようと思います。
 第一に、宗教は、神様の愛の心情を具体化しなければなりません。神様は、宗教の目的を実現させるために生まれたのではありません。宗教が、人間を神様の懐へ帰っていくことができるように導いていかなければなりません。

 本来、宗教とは、神様を喜ばせてさしあげるようになっているものなので、宗教がお互いに争えば、神様から許しを受けることができない罪を犯すことになります。真の愛がなければなりません。そうでなければ、神様が願われる基準まで、人間を復帰させることはできません。

 第二に、神様が人間を創造される時、人間の思いのままに造られたのではなく、神様の計画に従って造られました。しかし、人間は、神様のみ意ではなく、自分自身の観念と欲求を中心とするようになりました。そこで神様は、私たちを本然の理想へと復帰されるために、宗教を通して役事してこられました。この復帰の過程が、私たちを本然の状態に再創造するのです。

 この復帰の過程において、私たちの心は、神様のみ旨の前に完全に純粋にならなければなりません。私たちの生命に対する神様の計画の前に、私たちは絶対的に謙遜でなければなりません。なおかつ、私たち自身を完全に空にして、絶対的な主体であられる神様の前において、み旨で満たさなければなりません。

 第三に、宗教が常に焦点を合わせなければならないことは、私たちと私たちの若者、そして新しく生まれてくる世代が、その生命の源泉としての神様を失わないようにさせることです。

 私たちによって、神様と次の世代との間に断絶をもたらしてはなりません。宗教団体が、自分のところの若者たちだけに関心を注いでもいけません。神様がそうであるように、すべての新しい世代に関心を傾けなければなりません。

 私は、神様の愛を実践することに全生涯を捧げてきました。神様の真の息子の立場で、皆さんも通過しなければならない路程と全く同じ路程を歩んできました。私たちが、そこで完全に成功できるならば、私たちが解決できない問題はないはずです。それで、「世界平和宗教連合」(TheInter-Religious Federation for World Peace)を創設したのです。

 

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