ロシアとウクライナの停戦協議が続く中、ウクライナの代表団のひとりがロシア側の態度が軟化し近日中に停戦に至る可能性があるとの見方を示しました。
ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問は16日、アメリカメディアのインタビューの中で、「ロシアが立場を大きく軟化させた」と明らかにしました。そのうえで「数日のうちに停戦が実現すると確信している」と述べ、両国の大統領が署名する文書のとりまとめを進めているとしています。 イギリスのフィナンシャルタイムズはウクライナがNATO(=北大西洋条約機構)への加盟を放棄することなどを条件にロシア軍が撤退する案が検討されていると伝えています。 また、ウクライナ側は再び侵攻された場合に、アメリカやイギリスなどが安全保障を担う法的枠組みを設けることを提案しているということです。
(2022年3月17日放送より)
