先に攻めたロシア(カイン側)は天使長の立場

プーチン大統領に非難が集中していますが、プーチン氏も神様の子なので、父母なる神様は、プーチン氏を愛する対象として見守っていらっしゃると思います。

問題なのは、天使長の立場にあるプーチン氏であり、一般のロシアの人々には何の罪もありません。

(参考)

 

 

サタンを自然屈服させるための神様の戦法

 

 神様にお尋ねしてみれば、神様は、その事実を認められることでしょう。サタンが神様に、「神様! 最初に、私を天使長として立てられたときには、一時的な愛で立てられましたか。でなければ、永遠なる愛のために立てられましたか」と質問するならば、神様は、どのように答えられるでしょうか。考えてみなければなりません。

 神様は、永遠に愛するために立てられたと語られることでしょう。一時的な愛で立てたとするならば、一時的な神様となります。永遠に愛するという基準をもたなければ、いつかはサタンの前に神様の権限を行使することができなくなるのです。ゆえに神様は、サタンがどんなに反対しても、彼を愛したという条件を立てざるを得ないのです。

 それで、神様は悪に対しては「無抵抗主義者」なのです。それはどうしてでしょうか。神様は、この地球上に天国理想の世界を成就する時まで、どのような環境の中でも、堕落してサタンとなった天使長を愛さなければなりません。

神様は、サタンがいくら暴れ回るとしても、罰したり、打ってしまうことができないのです。どのような状況でも愛したという条件と基準を立て、サタン自身が「ああ、本当に神様は神様であられる。幸福でした」と告白しない限りは、神様は、完全なる勝利を成し遂げることができません。それが問題なのです。

 神様がそのようにサタンを愛することによって屈服させることが、復帰原理的な道であるならば、神様の体と心を持った子女である私たちも、やはりその道を行かなければなりません。
世界的に迫害を受けても、世界的な怨讐圏に立つとしても、彼らを愛したという条件を立てなければなりません。このような側面から、悪を自然屈服させようとする神様の戦法は「怨讐を愛せよ」ということでした。話は、簡単ですが、これが神様とサタンの間で勝敗を分ける境界線となってきたということを誰も知りませんでした。

 

神様がサタンを敵であり怨讐であるとみなし、彼に対して復讐しようという思想をもったとするならば、絶対に勝利の頂を占領することはできません。反対に神様は、「怨讐を愛せよ」と言って、愛の作戦を繰り広げてきました。

 神様のひとり子であるイエス様は、サタンが役事して自分を殺そうとした怨讐に対して、彼らを許し給えと祈祷したということは、偉大なことです。もし、イエス様が十字架で死ぬときに、怨讐に対して敵愾心を抱いたならば、摂理は逆転したことでしょう。福を祈る愛の心をもって、死を克服したために、サタンが自然屈服したのです。(2000.2.10 80歳ご生誕式典)

 

「御言の中にある天国建設の鍵」 (サタン屈服のための秘法) 天使長(プーチン)

 

1984年ダンベリーに収監される直前の教会創立記念日に次のような御言を語られました。牢獄に追いやろうとする既成キリスト教会などに対して、アベルとしてどういう心情姿勢を保たなければならないか、極めて解かり易く明快に説かれています。神様と天使長(プーチン)との間で交わされた次の会話は、それぞれアベル圏とカイン圏に置き換えることができます。

 

☆あなた方(神様とアベル圏の人々)が善なる正しい立場にいるのならば、私(カイン圏の人々)を愛したという条件を立てなければなりません。そうしなければ私(カイン圏)の前で神様だということはできない」と主張するのです。それが問題なのです。私(全カイン圏)があなた(神様と神様の体と心をもったアベル圏)と一つ(地獄解放→天一国実現)になることのできる秘訣が一つあるとすれば、それは何か。あなた(神様)が遣わした人(アベル圏の人々・アベル教団)が私(カイン圏)を愛さなければなりません。神様と全アベル圏が一緒に私(全カイン圏)を愛する立場に立ち、愛したという条件を立てなければ、私が占めている長子の権利と嗣業を取り戻すことはできない」とブレーキをかけるのです。ですからイエス様(御父母様・三男様)が怨讐を愛せよと言ったのです。 (罪と蕩減復帰 3-4-1 1984.5.1世界宣教本部)

 

☆絶対者であられる神様が立てた天使長が悪魔になったとしても、神様は、天使長を本来の堕落していない立場で考えてやることのできる基準をいつももって歩まなければならないのです。ですから天使長(カイン圏)を愛さなければなりません。神様の前に造られたアダムとエバは、神様の体です。ですから神様のみならず、アダムとエバもサタンを愛さなければなりません。(真の神様 4-4-1)

 

神様と同じ心情姿勢を貫くことによって、初めて正真正銘・名実共に神様の子供であることをサタン(カイン圏)が認定してくれるという天理。(→自然屈服・地獄解放)

 

☆今まで宗教人たちは、また、神霊なる宗教指導者たちはみな、どこに集まったのかといえば、天国に入っていく門の前に集まったのです。天国に入ろうとするならば怨讐を愛さなければなりません。アダムとエバ(アベル教団の群れ)が完成して天国に入るときには、天使長(全カイン圏)もアダムとエバについて天国に入るのです。天使長(全カイン圏)が神様の愛を受け、アダムとエバ(アベル教団の群れ)の愛を受けたのちに、共に天国に行くことができるというのが原理であり、創造の原則です。天使長は途中で失敗しましたが、天使長が「私は僕として裏切ってしまったのですが、主人であるあなた(神様)は、天理の道理を定めた上で本質的伝統を立てました。あなたの立てた原則の上で、完成したアダム(アベル圏)と天使長(カイン圏)を愛してこそ天国に入ることができるというのが原則なのだから、あなたはその原則を捨てることができないのではないですか」と言うならば、引っ掛かるのです。神様が天使長に「お前の言うことは正しい」と言うのです。(1989.11.15、漢南洞公館)

 

一方、

ロシアによるウクライナ侵攻に世界中の目が注がれています。軍事大国ロシアが、自分の意に沿わないからと隣国に武力で攻め込み、今の政権を打倒して意のままになる傀儡(かいらい)政権をつくろうという意図がはっきりしました。子どもを含む民間人にも多くの犠牲が出ています。ヨーロッパではナチスドイツによるポーランド侵攻で始まった第2次世界大戦以来の大規模な侵略戦争であり、戦後築かれてきた国際秩序を揺るがす明確な国際法違反の蛮行です。世界中から非難が浴びせられ、強力な対ロ経済制裁が始まりましたが、ロシアのプーチン大統領は侵攻を正当化し、核兵器の存在までちらつかせながら強硬な姿勢を崩していません。「第3次世界大戦」という恐ろしい言葉までささやかれる事態です。日本にとってもひとごとではありません。みなさんも、この惨劇をぜひ「自分事(じぶんごと)」として捉えてみてください。戦争をやめさせるために、ウクライナの人々の力になるために何かできることはないのか。就活でも、様々な出来事を「自分事」にできるかが問われます。遠い国の出来事をどうしたら自分事として考えられるのか、いったい何ができるのか、一緒に考えてみましょう。そのヒントをいくつかお届けします。(編集長・木之本敬介)

 

(写真は、ウクライナ国旗の色である青と黄色でライトアップされた東京都庁。都もウクライナの人々に思いを寄せ、連帯を示したいとの趣旨で始めた=2022年2月28日、本社ヘリから)

日本人70人が外国人部隊に志願

岸田文雄首相は2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話協議で「我が国は主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民と共に在ります」と伝えました。多くの日本国民の思いだと思います。

 自分も戦争に参加したいと手を挙げた日本人もいます。ゼレンスキー大統領が外国からの志願者で外国人部隊を編成すると発表したことを受けて、在日ウクライナ大使館がツイッターで志願兵を募りました。自衛隊などでの活動など専門的な訓練経験が条件です。駐日大使は3月1日、約70人から志願がきていることを明らかにしました。このうち約50人が元自衛隊員といいます。林芳正外相は「ウクライナ全土に退避勧告を発しており、目的を問わず同国への渡航をやめて頂きたい」と述べました。国内法上許されるのかも含め賛否がある話ではありますが、戦争をグッと身近に感じさせる動きです。

(写真は、ウクライナのゼレンスキー大統領が28日、岸田首相との電話会談後に投稿し日本への謝意を記したツイッター画面=ツイッターから)

デモに参加? 寄付も広がる

日本でも多くの人が全国各地での戦争反対のデモや集会に参加しています。いても立ってもいられず参加する人が多いのだと思いますが、報道やSNSを通じてロシアの指導者や国民に思いが届く可能性があり、戦争をやめさせることにつながるかもしれません。

 ウクライナ支援の寄付の輪も広がっています。在日ウクライナ大使館によると、ロシアの侵攻が本格化すると寄付をしたいという問い合わせが相次ぎ、「ご応援、どうもありがとうございます」の言葉を添えて銀行口座をツイートすると、3月1日までに約32万件の「いいね」がつき、リツイートも14万を超えました。寄付は6万人以上から計20億円近く寄せられました。楽天グループ三木谷浩史・会長兼社長が寄付を表明した10億円もこれに含まれています。楽天は、楽天ポイントなどで寄付できる窓口も開設しています。ウクライナからはすでに数十万人がポーランドなど隣国に避難しており、戦禍がやまなければ、数百万人に増える恐れがあります。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、避難民を助ける緊急人道支援を始めています。

●在日ウクライナ大使館の寄付口座のツイートはこちら
●国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の人道支援サイトはこちら
 
 
 

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