武士boyは産まれた直後から
左を向いて寝る癖があり
そのせいで
後頭部左側だけが削げたように平らなので
左右差がすごく(斜頭症)、
＋けっこうな絶壁(短頭症)。
生後2.3か月になるころから
この頭のかたちの左右差の歪みと
絶壁が目立つようになってきて
私も少し気にしてましたが、
まあ赤ちゃんだし
そのうち治るかな？と思ってました。
夫も、武士boyの頭の歪みには
私以上に気にしていて
いろいろ調べてくれてました。
結果、ひどい頭のかたちの歪みには
今はヘルメットで治療ができる、
ということで、
東京で頭のかたち外来のある病院を
いくつかピックアップし、
その中でも、
『東京都小児総合医療センター』という
小児医療の中核病院の脳神経外科部長が
週一で来て診てくれる
調布市の『飯野病院』に
診てもらうことに決めました。
2023/5/19 金曜日、
急遽、当日予約が取れてやってきた病院で
武士boyは初めての診察室でも
泣くことはなくおとなしくしてて
歪み測定用の特殊なキャップを被らせられても
平然としてました。
ウロチョロしたり癇癪起こしたり
診察室にあったおもちゃに
勝手に触ろうとしたりするので大変・・
)
武士boyはキャップを被ったまま
いろんな角度から写真を撮られ
測定の結果、
斜頭度は中等症、
短頭度は軽症、とのこと。
ちなみに
脳神経外科医の先生にちゃんと診てもらい、、
『頭蓋骨縫合早期癒着症』ではないことを
確認してもらいました。
夫が調べた時に、
頭の歪みの原因として
この病気の可能性があり得るということを
知ったので、
まずは、病気ではないことを
ちゃんと確認するために
この脳神経外科医の先生のいる病院に来たのです。
武士boyの場合、
ただの癖のせいと分かって
とりあえず一安心。
武士boyのゆがみは中等症、
という診断を受け、
負担の多いヘルメット治療をやるのか
夫婦共に結構悩みましたが、
先生に聞けば
頭の歪みの中等症〜重症は
歪みが自然治癒することは難しく
放置すれば一生この形のままに
なってしまう可能性が高い、とのこと。
いわゆる
赤ちゃん用ドーナツ枕などもありますが
このレベルになると
そういうグッズで治る効果はほとんどないと
考えていいらしく・・
そしてこのヘルメット治療が有効なのは
だいたい生後2.3か月から半年ほどの間だけ。
しかし
ヘルメット治療は暑いし蒸れるし、
治療費も36〜60万と高額。
何より赤ちゃんに
そんなもんつけっぱなしなんてかわいそう
(先生によれば、赤ちゃん自身は慣れれば
そんなに負担ではない、とのことだけど・・)
毎日のヘルメットのケアなど
親の負担も増えるし
どうしようか、と
夫と帰りの車であれこれ話し合いになりました
私はかわいそうな気持ちが強く
なるべくならやりたくない、と主張しましたが
『やっぱり頭の歪みがひどいままだったら
一生コンプレックスになっちゃうよね』と
夫は治療をしてあげよう、と提案。
自分の見た目を気にする
年頃になった武士boyが
その後一生、
自分の頭のかたちをコンプレックスにする姿を
想像したら私もたまらなくて、
今しかできないヘルメット治療をしよう！と
決断するに至りました。
この治療は早ければ早いほど有効、
かつ治療期間が短く済むので、
そのまま車をUターンして病院に戻り
即、ヘルメット発注して帰りました。
(オーダーメイドのヘルメットなので
発注から出来上がりまで2週間かかるのです)
矯正ヘルメットは
有名で実績のある
『アイメット』や『クルム』もありましたが、
最近、飯野病院に導入されたばかりの
新しい日本製ヘルメット、
『ベビーバンド』を選ぶことにしました。
理由は、
・ベビーバンドは他社のヘルメットみたいに
スポンジを詰めた形ではなく
厚さ1ミリほどのパッドのみで薄いので
通気性が良さそうだったこと、
・ベビーバンドは矯正効果が出るのが早く
最短で2か月で治療終了できる可能性がある、らしいこと
・価格が他社よりかなりリーズナブルだったこと、
(他社より10〜20万くらい安かったかな)
・デザインが豊富で選べるので可愛かったこと、
・日本製に惹かれた
というところです。
ベビーバンドを取り扱ってる病院は
まだ少ないので
わざわざ飯野病院に来て良かったです。
ちなみにお代は
ベビーバンドのヘルメット代だけで
毎回の検査や診察代は含まれるので無料、と
ヘルメット治療としては最安で済みそうでした。
(続く)