君と見る花火は
いつだって
どこだって
あたしの中でずば抜けて輝いてるってこと
ちゃんと知ってる?

君の隣にいるあたしの心臓は
いつもより速い音をたてて
君に聞こえるんじゃないかって心配しながら
この音が君と同じならいいのに
君の左手に触れられたらいいのに
って

夜の空に消えていく花火を見ながら
君といるこの時間が終わってしまうのを寂しく思うんだ
僕のコトを知ってるのは君だけ
君のコトを知ってるのは僕だけ
そんな世界に逃げ出したくなるときがある


でも僕は君以外の人にも生かされてることを知ってしまっているから
結局逃げ出したりなんて出来ないんだ

いつだって僕には君が一番だけど
二番目がなくていい訳ではなくて
大切なものなんだ
なくしたりなんてできないよ
ずっと、忘れないんだろうな

きっと



夏が近付く度に近くなる

生涯を共に過ごす人とは別で

だけど今のあたしをつくるにあたってなくてはならない

とても大切な人の生まれた日

それが21年前の今日です



本当に大好きで

これからもずっと寄り添っていくであろう人は

今もすぐ隣にいるのだけれど

だけどあたしはこの日が近付く度に

あなたを一番に思い出す


きっと毎年懲りずにメールを送って

携帯が鳴る度に胸を高鳴らせるんだ

あの時に戻ったみたいに

いつまでもあたしをさん付けで呼ぶ

君の声が聞きたくなるんだ