靴下を履いた猫朝6時の東の空窓を開けた音を聞きつけ登って来たよ今日も新しい1日の始まりだねシロクロちゃんのお家の娘さんは20代の頃仕事の関係で中国に1年ほど住んでいた事がある猫が大好きで、たまたま通りかかったペットショップを覗いて見たら子猫に衝撃を受け涙が溢れた可哀想になり『ライチ』と名付けて、その日のうちに連れて帰ったそうだ全身を金色に染められていたらしいあれから十数年の月日が流れ、すっかりヨボヨボのお爺ちゃんになったライチ君はいま毎日穏やかに幸せな朝を迎えている