孫と一緒にスーパー銭湯へ行った
娘はマッサージをうける為、その時間孫の「かいじゅう」と併設されたアスレチックで遊ぶことにする
一時間500円(子ども料金)高くないか?
アスレチックの一時間なんてあっという間よ
ケチなBBAが呟く
しかも9歳と言うと大人も一緒にお願いしますと言うではないか(大人1000円)
( ゚д゚)ゲッ!
中は森の中にあるだけあって高所に設置されている
還暦のBBAにはハードル高い
見守ることにした←
孫は発達障害児で少し結構ぽっちゃりしている
運動も得意ではなく、体育は大嫌い
こんな子がこのアスレチックできるのか?と不安になる
そんなBBAの心配をよそにスタスタとスタート地点に向かう
ソロソロと慎重に進み、「こわーい」と言いながらも確実にこなしていく
へー、できるんや
ターザンと呼ばれるロープの下にボールがあってそれに乗って移動するものがあった
紐を手繰り寄せそれに乗る
事前に「カゴの中にロープを入れてください」と説明があったが、発達障害の孫は理解出来ていない
きちんと目を合わせて、実際やってみてからしか理解できないのだ
どうするかな?と見ていると後ろから来た他の子のお父さんが親切に手伝ってくれていた
丁寧にボールの上に座らせてくれ押してくれた
孫は「ありがとうございます」とお礼を言っていた
ああ、この子はこの先も色々な人に手を貸してもらいながら生きていくんだなと思った
出来なさそうだなと感じた時BBAが行くかと一歩出かけたけど、その光景を見て手を出さずに良かったと思った
渡りきった時助けてくださった方にお礼を言う
親切な方だった
日本中、いや、世界中の人がこの方みたいな人なら戦争なんて起こらないだろうな
ハラハラしながら見守るBBA
結局全部のアスレチックをこなして楽しそうだった
心配して手を出すばかりがBBAじゃないなと実感した
保育園ではやってみようを見守るのが普通で、当たり前に見守っているのだけれど、自分のことのなるとてんでダメだ
孫もBBAも少しだけ成長した一時間だった
そう思えば1500円も安いもんか・・・