スキルがないと知った時から知恵がうまれる
 
 
 

 

 

 
 
 
無知の知という言葉をきかれたことあるでしょうか
 
 
 
 
ソクラテスが
「無知の知」とは自分に知識がないことを自覚するという概念であり
 
「自分に知識がないことに気づいた者は、それに気づかない者よりも賢い」ということを意味している
 
 
 
 
 
 
 
私の解釈は
知らないという事を知った事が素晴らしい事であり、知らない事を知ろうとし学び行動して自分の知識にいれることを怠らない事
 
また自分は知っている事は少なく偏っているという視点をもち生きる事が大切だと私は思っています
 
 
知らない事を自覚している人が知恵があり、知恵があるものが本物の知恵があるものではない
 
とソクラテスはいいます
 
 
 
ソクラテスは『哲学の父』と呼ばれ、人間はどう生きるべきかについて深く考えた人とも言われています
 
 
 
 
 
 
ある方で、難関試験を受けた方が自分の知識とスキルの無さに愕然とされていました
 
私にはスキルがない、知識がない、全然ダメもう諦めようかな、、、と
 
 
 
 
それを聞いて私の頭に浮かんだのは冒頭のソクラテスの言葉でです
 
 
無知の知
 
 
 
知らない事を知る事が素晴らしい
 
 
 
 
スキルがないならスキルを磨けばいい
知識がないなら学べばいい
 
それだけ
 
 
 
 

 

 

 

 

 
 
 
反対にスキルもあり知識がある人や、元々頭の良いと言われる人はもしかしたら、自分のスキルや知識に満足し知らない部分を知らないままで生きているかもしれません。
 
 
それが傲慢さにつながるのではと思います
 
 
 
 
私の知り合いの多くの方は、その筋のプロやスキルや経験が沢山あるけれど、常に学びの精神と誰からにも学びはあるという姿勢のため人間的に尊敬できる方たちばかりです
 
 
 
その人からしたら赤ちゃんみたいな事を質問したり話している人に対しても目線は同じで、相手から得た事のフィードバックを惜しみもなくしてくれます
 
 
 
私はこのフィードバックをいただく事を何回も経験しました
 
 
 
 
スキルも無いし経験も知識もなく、卑下していた私に
 
 
今、知らないなら知ればいい
スキルがないなら身につければいい
行動し練習すればいい
 
と教えてもらい
 
 
 
とてもとても心強く知らない事、できない事、わからない事は恥じなくていいと知りました
 
 
 
知らないのを知らないまま、できないのをできないままにして、理由をつけてできない、わからないにするのはダメ
 
 
 
気づいたら身につける努力をするだけでいいのです
 
 
 
 

 

 

 
 
もし今、スキルや技術や知識がなくても、1万時間その分野に時間を捧げるとその道のプロになると言われています
 
 
1日3時間で約10年
フルタイムの仕事で約5年
 
 
どんな分野でも1万時間費やせばプロになる、スポーツ、芸術、仕事なんでも
 
 
 
これはマルコム・グラッドウェルが『天才・成功する人々の法則』で書かれた内容で有名になった話しです。
 
元は心理学者アンダース・エリクソンの論文中の実験から引用された話しだそうです
 
 
 
 
 
かの有名なエジソンは失敗に失敗を重ねていたらしい
 
現在のIT業界をひっぱるAmazonやGoogleも社内で何千何万もの実験やテストを繰り返し世の中にソフトを出しているそうでそこに費やす時間は膨大です
 
 
 
だからスキルがなくても知識がなくても問題ない
 
 
 
あなたの将来どうなりたいか?
そのために今の自分に足りないものを知ったら時間をかければいいだけです
 
 
 
 
 
あなたは今どんな分野に対して足らない知らないスキルがないと思っていますか?