寒かったり暑かったりで体調管理が難しい季節になりました。
今月はいろいろお金がかかる月なので銀行残高がみるみる減ってます。
本当に生きていくのもお金かかるよね(余計な物買いすぎだという声が・・・)。
最近、まんだらけの大オークションもヤフオクもチラチラ新規のセル画コレクターさんが増えているような気がします。
ただファンセル画と複製セル画、実際に使われたセル画の区別がつかない方もいそうなので安めのセル画でいいから一回手に取ることをお勧めします。そうすればなんとなく区別できるようになると思いますから(今はセル画が作れないのでハンドトレスのものは基本的にファンセル画です)。
明日は大阪で新宝島があるみたいです。お金があれば行くところなんですが、まんだらけの大オークションで散財したのでしばらくはおとなしくしてようと思います。パルムの樹のセル画は関西のほうが流通量が多いので余裕があれば行きたいところなんですけどね。
でも秋には行きたいな~・・・・。
ということでとりあえず表題についてグダグダ書いてみます。
セル画の保存についてネット上でもいくつか上がってるのですが、細かく書いている所があまりないです。
風通しのよい暗所に保管ぐらいしか書いてない場合が多くて、何でそうなのかということを理論的に書いている所が見当たりません。誰も深く考えてこなかったのかもしれないのですが、セル画を保存することは後世に文化を繋ぐことだと思うのでいろんな方の意見を集約しながら保存するための良い方法を見つけられたらと思います。
僕も暇があればネット上でなにか良い方法がないか探していましたが、いくつか候補になる方法について書いてみます(でも各自の環境にもよるので間違いなく大丈夫という方法ではありません。そのあたりをご注意お願いします)。
①セル画を保存するための部屋のエアコンを常につけておいて、部屋の温度を18℃ぐらいに保つ方法。
僕も一時期この方法を考えました(というか夏はいつもエアコンのある部屋にセル画を置いてます)。持ってるセル画の量が多い大コレクターさんたちはたぶんこれが当たり前なのかもしれないのですが、問題点としてはコストが非常に高いです。それと18℃だと完全には酢酸の融解を止められないので劣化は防げないというのもあります。セル画は乾燥しすぎても問題なので湿度を50%ぐらいにに保つのも結構大変です。
②冷蔵庫の中に保管する方法。
冷蔵庫の中は、温度5℃、湿度20%ぐらいなので、一見よさそうに感じるのですが、逆に温度が低すぎて霜がはったりするのでセル画にとってはいい環境とはいいがたいです。酢酸は水と混合すると-26.7℃で融解するので、温度が低いから大丈夫なわけではないです。それと湿度20%は低すぎるのでセル画の塗料がひび割れをおこす可能性が高いです。
③ワインセラーと除湿器を用いる方法。
僕自身が下に書く方法がダメならとりあえずやってみようかなという方法です。ワインセラーなら温度を15℃に保つことは難しくないので湿度調整ができるタイプのワインセラーを買って、除湿器で湿度の細かい調整ができればいいなと思ってます。運用コストはそんなに高くないのでいいのですが問題はワインセラーは湿度調整がついていても湿度を50~70%にするぐらいで50%の状態を保てるわけではないということでしょうか。だから除湿器がいるんですが。
④玄米用の低温貯蔵庫を用いる方法。
とりあえず試してみようかなという方法です。玄米用の低温貯蔵庫で温度15℃湿度が50%を保てる機種があったので僕のようにセル画を段ボール箱で8箱ぐらい持ってるコレクターにはちょうど良いサイズで少なくともセル画の保存には使えそうな気がしたので候補にいれてみました。問題は機械のサイズが大きそうなので置き場所が確保できるかがです。室内に置けるのかも疑問なので実際に機械を見てからと思ったのですが、ゴールデンウィークにまったく動けなかったのでどこかで時間を作って見に行くしかないですかね~。あと結露が発生する可能性もあるので、それについても確認したいしね。
⑤窒素ガスまたは炭酸ガスを封入+除湿剤を使う保存する方法。
この方法は持ってるセル画の数が少なければ最も有効なんじゃないかなと思うのですが、いかんせん持っているセル画の量が多いものぐさな自分には無理です。問題点は、保管が面倒くさいのと現物を見るのが手間ということでしょうか。
この他にもグダグダ考えたりしてるのですがあまりにも荒唐無稽なのでこれぐらいで。
皆様も何か良い方法があれば、教えていただけるとありがたいです。
ということで、今回はパルムのセル画です。
シャタのアジトに連れて来られたぐらいでしょうか。
後で確かめてみます。
