笑顔の輪 3.11 | ももクロちゃん参戦記録

ももクロちゃん参戦記録

 アイドルグループ ももいろクローバーZを応援しています

あんまり、こういう真面目な事を題材するのは好きじゃないんですけど。
あれから4年、今自分が思うこととか、何か残せたらと・・・。
自分の事、友達、そしてももクロ、今思うこと。

じゃあ、自分のノートにでも書いておけといわれそうですが^^;
どこかで伝えたい気持ちもあるのも本音かな。

一瞬にして家族や大事な人を失った多くの方々。
震災被害者では無いですが少なからず私はその気持ちは分かる立場にいると思います。

2011年3月11日から遡ること1年ちょっと前、私もとても大切な人を突然亡くしました。
彼女は25歳という若さで。

当初は意外と冷静でした。
驚くほど悲しくない。
今振り返れば、全くリアリティが無いからだったんだと思います。
自分が喪主になるので、淡々と葬儀の手配などをしてあっという間に葬儀が終わり火葬場へ。
そこで、恐ろしいほどの現実に直面した事は鮮明に覚えています。
(正確に言うと鮮明に覚えていました。人間は徐々にそういった記憶を消していくようです。)

そして、全てが終わり数日経って行く中で、現実を徐々に実感して一人でいると苦しく辛くなる日々、そんな自分を助けてくれたのは友人たちでした。
彼らは、積極的に僕をご飯に誘ってくれたりして外に連れ出してくれました。
彼女の事には全く触れずにただバカな話したり、くだらない事したり、そんな事が凄く有難かった。
もちろん最初は無理して笑っていたけど、時間をかけてゆっくりゆっくりと本当の笑顔ができるように戻っていった。
笑顔の力というのはどんなに辛い事があっても、少しずつでも前へ向ける無限の力があると思う。

そう・・・
気付いた人もいると思うんですけど、ももクロの凄さもこれなんだと思っています。
ももクロは仙台でライブしたり女川町に何度も遊びに行っているけど、一度たりとも震災に直接言及したりとかした事がないんです。

ライブはとにかく楽しく明るく元気に笑顔を振りまいて!
女川町に行けばくだらない事しゃべっていつも通りのわちゃわちゃ!

彼女たちを見ていればずっと笑顔でいられるんです。(たまーに感動して泣いちゃいますが)
彼女たちのライブの映像が観客席を映すと本当にファンがみんな笑顔。
モノノフさんは家でももクロちゃんの映像を見ている自分の顔を思い出してみてください。
ニヤニヤしているでしょ(笑)

きっと、それが震災被害にあわれたモノノフさんにとってこれほど有難い事はないんじゃないかって思うわけです。
そして女川町のお友達にとっても。
その瞬間はただただ楽しい時間を共有できる事、それが何よりも大事な事だと思う。

夏菜子の国立の挨拶
「これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです。」

この言葉こそが彼女たちのアイデンティティーそのものだと思います。
嫌な事があっても、彼女たちを見ている瞬間救われる。
それがどれだけ尊いことか。

友達に救われて、ももクロにも救われて、今の自分がいかに幸せかを実感しています。

だからこそ、ももクリ2014の夏菜子の挨拶です。
「私たちの手が届かないところの人には、私たちの代わりにみんなが笑顔にしてあげてください。そうしたら、笑顔の輪が広がっていくんじゃないかなって思います。みんなで一緒に、ね。世界中を笑顔にできたらいいなって思います。」

自分にできる事を夏菜子に問われたように思いました。(もちろん勝手に 笑)
今度はいろんな人にいっぱい笑顔を返さないといけないなって。

「笑顔の輪」くっさいですけどのっかります(`・∀・´)