水族館が好きです(自己紹介)。

オレカバトル2のロケテストに参加するべく最近は頻繁に川崎駅を利用していたんですが、駅前の商業施設に気になる名前のテナントがありました。

カワスイ…川崎水族館……す、水族館だって😳


夏休みシーズンの割にはまあまあ落ち着いた様相…。

という訳で、スケジュールが空いたのを活用してカワスイに行ってみました。

関東の水族館は大体把握していたつもりでしたが、このカワスイは完全にノーマークでした…調べてみると2020年にオープンしたそうで、何と私が関東に越してきた後に生まれた新進気鋭の水族館でした。



因みに開館当初の運営会社は既に経営破綻している…事を後から知りました。

カワスイに関しては「築約30年の商業施設に後から入った水族館」というとにかく異色派な経緯で開館しており、それ故に色々制限がある中で運営をしている様子が見られたのが印象的でした。

施設への影響を避けるべく大きな水槽が使えませんし、そもそも広さもそこまで保証されていないと来ております…おまけに開館時期が諸にコロナ禍真っ只中と、まあ色々大変な状況で出来上がった水族館だそうです。。


何の魚か全然分からない写真で申し訳ないです😇

そんな感じでよくある水族館のような派手な展示には頼りにくい状況なので、その分工夫を凝らした展示が見られたのが印象深かったです。

大きな水槽が使えないので、手前に突き出した筒状の水槽で面積を抑えつつ広さは確保したりですとか。


砂を飾って砂丘に見立てている水槽もありました!

水槽の周りにモニターや植物を飾って賑やかにしてみる、とか。

…実際これはめちゃくちゃ綺麗で、壮観だなあって感動しました!


途中にめっちゃふかふかな椅子があって、この写真はその椅子に座りながら撮影したものになります…🪑

出口に繋がる通路を全面的に水槽とくっつけてみたり、とか。

このエリアは特に大きな魚が居て見応えがありました、カピバラと触れ合えるゾーンなんかもあって中々独特な需要を生み出せそうだなとも思いました!


以前はカワスイ自体が昼と夜でかなり違うコンセプトで営業されていたようなんですが、今はそこまでの感じではありませんでした。

運営会社の破綻が関係しているのかしら…。

個人的に特にこれが印象深かったんですが、昼と夜で展示生物が切り替わる…なんてギミックがありました。

よくある水族館や動物園だとこの手の昼行性動物と夜行性動物はそれぞれ別々に展示するんでしょうけど、こうやって1つのエリアに纏めてしまえばスペースを節約出来るんですね…う~ん、賢い。


写真で見返すと思った以上に水槽っぽくてびっくりしますね…この折衷案、上手いのでは。

😷「大きな水槽が無いとはなんだったでござるか!?これは紛うことなき大きな水槽でござるよ!!」

🥛「これはプロジェクションマッピングなんだお~」


水族館も案外閉館するケースはありますからね…昔私が訪れた中だと、京急油壺マリンパークが既に閉館してます😢

とまあ工夫たっぷりなカワスイでしたが、タイムリーな事に先月リニューアルが入っておりそこで新しく見られるようになった生物や装いを改めたエリアがあったようです。

色々特殊な水族館なだけにこれからもどう続けていくのかが楽しみですね…場合によっては「どう生き残っていくのか」も注目するべき、かもしれません。



立地がめちゃくちゃ良いので、取り敢えず寄る分にはアドバンテージしかありませんからね🐟

立地が良いという事はテナント料もバカにならないんだろうな、なんて思いつつ…。

何はともあれ、私の川崎旅行(って程では無いですけど)に華を添えて下さったカワスイには感謝です。

また折を見て来ます🙇‍♂️