テレビ越しにリアルタイムで観るか後から配信で追いかけるかは割とまちまちですが、間違いないのは第8話まで欠かさずに視聴出来ているという事です😌

早いものでアニメひみつのアイプリの放送が始まってから2ヶ月が経ちました…という訳で、今回はその間に放送された第8話までを対象にアニメひみつのアイプリの序盤を私の視点で総括してみようと思います。

私の感想としましては良い点今後の課題になりそうな点の両面が浮上しているのでそれぞれ紹介します、あと直近の話にて流れが変わったなあと感じた点もあるのでそれも紹介します!



【良い点】

沢山キャラクターが居つつもちゃんとひまり&みつきに1番見せ場は集められているので、迷走には至っていないのも素晴らしい。

これは毎週のように感想として発している気がしますが、この作品はとにかく多くのキャラクターを絡めた話の動かし方が上手いです。

ひまりとみつきのW主人公は勿論のこと生徒会やクラスメイト・家族や先生などととにかく関連性のあるキャラクターが違和感なく出てきますし、そういった登場人物全員に見どころを感じられます…なので序盤でありながら既に多くのキャラクターを纏った濃密な話を楽しめる状態です、これは割と客観的に見たアニメひみつのアイプリの個性にもなりうるんじゃないでしょうか!


「話がサクサク進む」「影を落としがちな役回りの割に陰湿さが無くて優しい」の両方を一気に説明できるキャラクターがまさにヴィクトリア学園長だと思います。

正直私はサブキャラの中で1番好きです、実際好きな方多いんじゃないでしょうかね?(*^◯^*)

キャラクターが多い作品となるとその動かし方のバランスを間違えるとテンポが悪くなりがちなんですが、この作品に関しては寧ろ潔いレベルで話がサクサク進むのでその心配がありません。

後は陣営が増える分どうしても陰湿さを持ったキャラクターが増えやすくそれ故に作風に影を落としがちなのも課題ですが…アニメひみつのアイプリに関しては一貫して「明るく優しい」作風が敷かれているのでその心配もありません、実際ここまで殆ど不快感無く話の展開を見守れております!


学園描写にしっかり力を入れた作品って案外プリティーシリーズ内でも少なかったイメージなので、そこに差別化の活路を見出したのは1つの解なんじゃないでしょうか!

そういった「主人公を筆頭に多くのキャラクターが魅力的に立ち振る舞う」「テンポが良くて爽快な」話が「パラダイス学園を舞台に一貫して行われている」ので、要するに「気楽に楽しみやすい学園コメディもの」として既に作風を確立出来ているというのがここまでのアニメアイプリの評価です!

路線として見ても時代に合っていて良いものだと思いますし、肝心の内容もしっかり路線に噛み合ったもので構成されているので納得して楽しめております…私が第1話から欠かさずに追いかけられているのも、間違いなくこういった良さを感じられるから。



【課題点】

「コンテンツの消費速度が上がっているからそれに合わせている」というのがよく見かける考察ですが、週1の30分アニメって時点でその辺りはかなり合わせるのが大変そうです。

その代わりに宣伝力のデカさは他メディアに比べて圧倒的なんでしょうけどね…!

テンポの良さや話の動かし方に魅力を感じる一方で、「掘り下げ方」に関しては今の時点でもちょっと軽くないか?と感じるのが正直なところです。

どちらかというと出し惜しまずに次々と要素を足してくる作風なので、じっくりストーリーを練られそうなキャラクターに関してもあまり捏ねられないまま次の話題に移ってしまいがちなのは少々勿体なく感じがち。


この辺りは私が「アニメしか観ていない(≒筐体を触っていない)」のも1つの要因だと考えてます、そもそも筐体である程度世界観を掴んだ前提で楽しむ作りなんじゃないか説。

その場合だと販促とは割と真逆になりますけどね…ただまあ作り手側の意図と買い手側の考察がズレるのはありがち(私含めて)。

この深掘り不足っぷりが「アイプリ」周りで顕著に起きているのが課題としては特に大きいなあと思います、ひみつのアイプリという筐体ゲームを販促している割にいまいちアイプリの実態や世界観が見えないのが現状です。

「学園コメディ」としては間違いなく既に面白い作品なんですが、今のところですとその面白さはアイプリに関係ない所で生じているものなんですよ…楽しむ分には全然今の状態でも良いんですが、アイプリ込みで楽しむ為にはもう少しアイプリを含めた掘り下げが欲しいです。



【総括&これから】

「私がアニメひみつのアイプリで好きなキャラクターベスト5」みたいな記事も後日投稿予定です。

なおネタバレすると1位は真実夜チィです…5割は私の贔屓です()が、ちゃんと残り5割分は理由があります。

とまあ私視点でのアニメひみつのアイプリの序盤総括はこんな感じです…「優しい味わいの学園コメディもの」として十分評価出来るのでこのまま楽しみたい、ただ販促元であるアイプリを筆頭にもっと掘り下げた展開も見たい…という具合。

でも現時点で作風を確立しつつそれに則った魅力を既に披露できている辺りかなり良いスタートを切れたんじゃないでしょうかね、ここをぶらさずに話を重ねていけたら長い目で見ても面白い作品になる予感がします…寧ろキャラクターが多いので長く展開すればするほど面白くなりそうです!


「明るく優しい」作風もずっと続けると逆に薄味になりがちなのですが、そこも早いうちに「癖がある陰キャ」の結心を出してテコ入れしに来ましたね…今の時点で隙を無くそうという気概を感じます🫠

長く展開するにあたって「アイプリが結局何なのか」は優先して掘り下げてほしい訳ですが、実はこの辺りも直近の話でバズリウムチェンジやコーデチェンジへの説明が入っていたんですよね…なので割と早いうちに課題点からは外れてくれそうな予感がします!

色々書き連ねましたが結局のところアニメひみつのアイプリも今は序盤、これからまだまだ話数が見込まれますしそこでどうとでも流れは変わりうるものです…私も長い目で楽しもうと思います😷