星空が奏でるアリア～58 君と繋がる夜空を眺めて…
君も見ているだろうか・・・
今夜の月は特別に輝いて見える
いつだったかな
君と一緒に歩いた夜
初秋の風は心地よく
枯葉が舞踊る舗道で
見上げた空には
蒼く光る満月
あれあから月日は流れ
たくさんの苦しみや哀しみがあって
数え切れないほど涙も流して
それでも僕たちは離れる事なく
繋がっている
君がそばにいない寂しい夜も
こうして月を眺めている
遠く離れた君と同じ空の下で
一緒に見ていると思うだけで
僕の心を安らぎの世界へと
導いてくれる
涙があふれて止まらない君
どうか優しい月の光で
折れた心を包んでおくれ
１人じゃない
繋がってる同じ空の下
月に願いを込めて
君の事を想う・・・