おはようございます。
決して、いつもおふざけブログを記しているつもりはございませんが、本日は、いつもと少し違った感じの真剣なブログ内容となります。
ご覧いただき、動物の命に対する責任について考えて頂ければ幸いです。
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今から約3年前...
2014年12月のお話です。
某ペットショップを訪れた時、先天性心疾患の疑いがあるため商品価値を失った生後6か月齢のチワワが、バックヤードの段ボール箱の中で何の楽しみもなく一生を終えるかも...と言うお話を犬猫販売の責任者である方から打ち明けられました。
その方も何もできない自分をとても心苦しく感じていらしたのでしょう。
愛玩犬チワワとしてこの世に生まれたはずなのに...。
『家族の一員として愛される喜びを知って欲しい!』
決して安易ではありませんでしたが、そんな思いが私の心を突き動かし、主人とたっぷり話し合いをし、その子の里親になることを決め、2014年12月27日に我が家の家族の一員として迎え入れました。
『君と僕とは心の繋がった家族だよ!』と言う意味を込めて「心」と名付けました。
そして、年が明け…
獣医師による診断の結果、「心」は肺動脈弁狭窄症及び三尖弁閉鎖不全症であることが判りました。
症状はかなり重篤で、その影響で肝臓にも障害が及び始めており、突然死の可能性も否定はできませんと伝えられました。
獣医師より外科的治療、心臓手術のご提案もいただきましたが、2KG弱の小さな体の心に、リスクの高い手術を受けさせるという決断はできませんでした。
限界はありますが、内科的治療で、家族として傷みや苦しみのない生活を一日でも長く送れるように支えてあげたいと言う選択をしました。
「心」と共に過ごした日々は、毎日が平穏でいられることがどんなに幸せなことであるかを実感させてくれました。
そして、私たちの愛犬「心」は、2015年2月27日、8カ月齢の短い生涯を終え、天国へと旅立ちました。
私たちと我が家で共に過ごすことが出来たのは、たったの2カ月でした。
しかし、2カ月という時間は家族の絆を築くのに十分過ぎる時間でした。
「心」は最期まで、本当に可愛く、明るく前向きで、頑張り屋さんでした。
今までも、そして、これからも...「心」を思い出したりはしないでしょう。
私たち夫婦にとって「心」は決して忘れることのないかけがえのない家族の一員だから...。
この寒い季節~「心」と共に過ごした季節は、いつもより「心」をずっと近くに感じられる気がして、私の心は嬉しくなります。
『心、愛してる。』
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♡伝えたいこと♡
命ある動物を家族として迎え入れる際には、まず「飼いたい動物か?」ではなく「飼うことのできる動物か?」をよく考えてください。
適正な飼養環境を提供できないなら、病気になっても治療が出来ないなら、引っ越しする時には連れて行けないなら、その動物を迎え入れることはあきらめてください。
それも不幸な動物を増やさないためのひとつの正しい選択肢ではないでしょうか。
そして、ご縁があってお迎えした動物とは如何なる場合も途中で投げ出すことなく、たくさんの愛情を注ぎ、どうぞ終生共に過ごしてあげてください。
行政による犬・猫殺処分「ゼロ」の実現の為、出来ることから始めてみませんか。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。