HIGASHI-YAMA Tokyo FOOD NIPPON 2013 プレス発表会

運営責任者である桑田氏が司会進行のもと、FOOD NIPPON 2013のプレス発表会が行われました。1998年に設立した株式会社シンプリシティが設立15年目という節目にあたり、日本食文化の再発見を目的とするイベントFOOD NIPPON 2013を開催。具体的には、年4回のフードイベントを行い、毎回特定の都道府県や地域を取り上げ、その土地ならではの食とお酒、器を使った特別なメニューをHIGASHI-YAMA Tokyoにて開催する運びになりました。


【桑田氏です】
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プロデューサーであり株式会社SIMPLICITY代表の緒方氏よりご挨拶があります。今まで自身が行ってきたことやSIMPLICITYについてお話していただきます。

【緒方氏です】
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15年前に設立したSIMPLICITYでは、現在銀座の和菓子店・HIGASHIYA GINZAや和食料理店・八雲茶寮などの飲食店と工芸品等のモノづくりやデザインと多方面で活動されています。

自身の使命は「すばらしい日本の文化を今の時代に進化させて後世に残す」こと。緒方氏が若い頃から思っていたことは、素敵な日本の魅力を後世にしっかり伝えていきたいということ。その思いを形にしたいと15年前の1998年12月にHIGASHI-YAMA Tokyoをスタートし、シンプリシティを設立する運びとなりました。

特に食文化は風土や気候によって作られきたもの。全て食文化から素晴らしい物が作られてきたといっても過言ではないということから、まずは大切な日本の「食」を伝えていきたいという考えになったそうです。

そのような考えから、もともと仕事で建築やインテリアの関係からSIMPLICITYという会社を立ち上げていますが、このような建築やインテリアの仕事をしてきたのも、いずれ何かお店という形をやりたいとう思いがあったからだとおっしゃいます。

お店を運営していくことで、必然的に料理の器もコーディネート。日本全国いろいろな工芸を見た時に、日本の職人さんは、素晴らしい技術がありながら何を作ったらいいかわからないという現状があったり、世界に通用するものを作れなかったり、地域がそれぞれ作る技術を外に出さないということで跡継ぎがなくなったり、日常生活でそのものが使われなくなって廃業するところが多かったりということを目の当たりにされたそうです。

緒方氏は、日本のすばらしいものと使い方をしっかり示していきたいという思いで、日本全国、北は南部鉄から九州では着物と様々な工芸を職人と一緒に作って紹介して販売し、流通するまでSゝゝ[エス]というブランド名で活動していらっしゃいます。

また、環境に優しく美しい紙の器 W A S A R Aのクリエイティブディレクターをつとめ、日本の食を世界的に出していきたいという思いで、紙コップでも日本の美意識を宿っているものを作っていらっしゃいます。

その他、今必要とされる旅館やホテルのプロデュースも行っていらっしゃるとのこと。

様々なことをされる中で、すべて自身の中には一本の筋が通っていて「日本の文化をどう進化させて後世に残すか」「どのように世界に広げていくか」という思いで事業を行っていらしたそうです。

このような思いから15年前の初心に戻り、日本を良くするためにFOOD NIPPONという企画を今日からスタートされる運びとなりました。

FOOD NIPPONの概要は、ロゴマークは、日本には9つのエリアがあり、それぞれの県の数がエリア別に輪っかがついています。FOODは、料理のフードであり、また風土記の風土と捉え、知ってるようで知らない土地の環境を全国行脚をしっかりし、その土地の風土を理解した上でFOOD NIPPONの活動を公けにしながら現代版の風土記ができればと考えでいらっしゃいます。

【ロゴマークです】
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47都道府県の中で、まずは9つのエリアを紹介していき、最初に自身の出身地である長崎県と日本の職人の技術や堅実さを感じら、海産物が豊富な岩手県を選定。

まずは、その2県を紹介をすることからはじめ、FOOD NIPPONの活動を進めていかれるそうです。

次のイベントに備え、おとといまで壱岐の島に2日間いかれ、日本は、自然と一緒に育ってきた文化なので、そこに身を置くことで海産物や農作物、お酒、そこでできた工芸があらためてこのような風土だからできたんだな・・・ということをあらためて感じることができたそうです。本当に素敵な活動に伺っているこちらまでワクワクしてきます。

続きましてHIGASHI-YAMA Tokyoの渡辺料理長からご挨拶があります。FOOD NIPPONのコンセプト・食文化の再発見を考え、HIGASHI-YAMA Tokyoで出すお料理を通じ、その土地の豊かな文化を感じていただきたいとおっしゃいます。

【渡辺料理長です】
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事務局長の伊藤氏より乾杯のご挨拶があります。緒方氏と知り合い、日本の本当の良さを知り、今では緒方氏の世界観が本当に大好きでご一緒に活動されているとのこと。本当に素敵な方ばかりですね。

【伊藤氏です】
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それでは、乾杯でお食事がはじまります。今回の長崎をテーマとして出すコースは、緒方氏なりにアレンジし、長崎ならではのコースメニューを考えられだそうです。その素敵なお料理と九州の甘めのお酒とともにいただくことが出来ました。

【長崎ならではのコースメニューです】
※メニュー ・うちわ海老の椀・卓袱盆(刺身・天麩羅・十六寸豆・ピーナッツ豆腐・あらかぶの煮こごり)・あかね豚の角煮・ふしめん・長崎牛の炭火焼き・おにぎり・麦みそ
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【お酒です】
※メニュー ・長崎まっこり・杵の川生酒・杵の川しぼりたて生原酒・六十餘洲本醸造(今里酒造)・六十餘洲純米酒(今里酒造)・純米大吟醸 丁子屋
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このメニューをモデルにランチは3800円、ディナーは7800円で提供されるそうです。ぜひこのFOOD NIPPONの世界観を味わいにHIGASHI-YAMA Tokyoにいらしていただければと思います。

【今後の予定です】
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このたびは本当に貴重な機会をありがとうございました。

HIGASHI-YAMA Tokyo
〒153-0043 東京都目黒区東山1丁目21-25
03-5720-1300

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西 理恵

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