実家に帰ってから、ドラマ『TEAM』を観始めた

若いころ見た映画や本やドラマは、歳を重ねる度に共感する人物が変化してくる

1999年の放送の時には、主人公の風見の目線で観ていた
今は坂上課長、丹波さんや少年少女の親の目線で見ている

風見君は子供達は天使で、話し合い理解しあえれば立ち直れると思っている
そんな単純な子供はいない
先日、学区内の中学の校長先生と話す機会があった
『この頃の子供はすぐに反省して「ゴメンなさい」というけど
すぐに同じ過ちをする
毎日同じことを注意してますよDASH!

子供は天使であり悪魔でもある
子供は自分より弱い人間に容赦ないしね
丹波さんが子供が怖いというのも解る


6話の話は、過保護ママの話
過保護ママの気持ちが理解できる
だけど、子供は反抗することで成長する
いつまでも、かわいいBABYじゃないんだよね

ニャンチも3年も経つと思春期
親よりも友達との時間が多くなる

子離れをする時は、過保護ママみたいにジタバタしないで出来ればいいんだけど・・・
過保護過ぎるのも虐待だと、このドラマは教えてくれたから

だけど子供には苦労をかけさせたくないから
あれこれ口をだしたくなる
この気持ちは親にならないと解らない・・・よねあせる

私の両親も人生を世渡りを上手くいくように、いろいろ教えてくれたけど
10~20代は疎ましくて嫌だった

ニャンチも反抗期に入ると同じように思うんだろうなDASH!
でも親だから嫌われても教えていかなきゃいけないんだよねしょぼん


9話の身体的虐待と育児放棄

両親共に、小学生の兄弟2人を団地に残して、それぞれの愛人の家で暮らすようになる
『(暮らしていくのに)十分なお金を置いてきた』という母親は言うけど・・・。
二人は食料を買うお金はすでになくなっている
それだけ長期に親は兄弟の部屋に帰っていなかった
親は家に帰らないことに罪悪感はまったくない
自分の子供達を疎ましく思っている

先月の事件と似ているけど、ドラマの中の少年たちは生き延びた
現実の世界は・・・
幼い兄弟は、大人の手がないと成長できない

ドラマで生き延びた兄弟2人は、今は20代になっている
あの少年達のその後の話を観てみたい
どんな大人になったのだろうか
もし親となっていたら、自分の子供を愛しているのだろうか?


1999年の少年犯罪を描いたドラマは、10年以上前なのに古さを感じない
あのドラマで描いた世界と現実の事件がリンクしている時があるから (ノ_・。)