小学生時代の自由研究延長版、
うずらの孵化実験
六度目
動機は色々だけど、あとで分かるとして…
12月13日開始、設定温度が高めなので28〜30が付加予定日と見ます。
長ったる〜い話はいいからさっさとどうやってるのか教えてくれって人用にパパパッとまとめちゃいます。
卵数、20個 品名【生命の卵】去年挑戦し、惜しくも生まれて来れなかった卵は【洗浄うずら卵】
※湿度60〜70
温度38〜40
電気あんかにタオルを一枚巻いて、うずらんを温泉で配られるようなフカフカのタオル一枚でくるみ、その上に保温効果を高めるため学校に着用していたベストを一枚。それでも温度が安定しなかったので生茶のダンボールと人間用のブランケット。
卵は酸素が必要なので密閉された容器などの場合は通気口を開けてください。
個人的には※湿度がとても大事です。
温度の調節ができる点もそうですが、孵化機の空間温度が適温でも殻だけ超高熱になっていたりするので湿度を保つとそういった事態が防げます。
転卵 6時(寝起き)、8時(通学前)、12時(一足先に冬休みの兄)、16時(帰宅直後)、18時、20時、22時、0時、1時(就寝前)
かなり時間はばらついてますが、自分は勉強の合間に手をお湯で温めたり布団に突っ込んでから回してます。知らぬ間に温度が変化することもあるので私の場合は割と頻繁に回します。
検卵は一昨日して、無精卵と見られる卵は一通り処分しました。
今現在他より成長が遅く中止卵の可能性があるものが1つ、大きく血管が広がっているもの3つ
〜主のお節介〜
ほぼ自分語りなので無視していいよ〜
もし、小学校高学年から中学生のお子さんが挑戦したいと言い出したら夏休みなどに本人だけで、本気を条件で挑戦させてあげてください。
私は最初の二回は面白半分で挑戦、勿論細胞分裂が起こるまでもなく開始一日で割ってしまいました。
一年ごとに一回ずつ挑戦していたのですが三回目、四回目は自由研究の題材にして半ば本気で挑戦、命を意識したつもりでした。少しばかり大掛かりになりつつありましたが実行する前に自分でしっかり調べていなかったので本気とは言えないです。
五回目、中2の夏に自分一人で三時間ごと付きっきりで卵の世話をしました。検卵をして、初めて卵の中で命の鼓動を見たとき嬉しくて、嬉しくて、自分が親になると思うとはしゃぎ過ぎてしまい2日ほど頻繁に卵を覗いてしまいました。これが命取りとなってか何日経っても卵は孵らず自分の手で殻を剥いてみると中で雛が眠っていました。今にも動き出しそうなほどの体で。
背筋が凍り、命を授かる責任を背負ったつもりでいた自分が何も背負えてなかったことにも気づきました。生き物が昔から大好きで、怪我をした子を拾っては自分で看病して元気になったら自然に返していてどこかで【命】を理解したつもりでした。
でも肝心の誕生と死の温度を一度も感じたことがなかった。
こんなことを言ってはいけないのですが…魚や虫を1匹、鳥や猫を1匹から人間が感じる命の温度は無意識にとても大きな差があるように思います。人によりますが大抵はそうだと思います。
去年生まれてこれなかった、私が生まれてくることができないようにした子達から色々なことを貰いました。毎日卵だけじゃない。色んなものから私達は生きさせてもらっていることです。
今となって言えることですがこの挑戦を通して少し大人になれた気がします。
そう思うならなぜまたも挑戦するのか
母、兄がアレルギー持ちで生き物の長期的な飼育が困難だったのに、母が自らセキセイインコを薦めてくれて去年の冬から一緒に暮らしています。条件として自分で世話をする、でした。これはよく親が言う言葉として耳にしますがこの言葉の重みがあの夏以降私にとっては段違いに重かったです。
母も私がうずらの死に複雑な感情を抱いていたことを一番間近で知っての発言だったと思います。
まぁ無事に1年一緒に生活できましたが┐(´д`)┌
昔はアレルギーが発症しておらず、うさぎやリス、鳥も飼育していたとかなんとか。
今は生き物なんて嫌いと言う割に初めて私が生き物を拾ったときはなれた手付きで率先して世話をしてくれてたりもしました。
結論
母はすごいなぁ