今日は友達と映画を観に行った。

映画館に行く道で前にかりんちゃんにバッタリ会った事があるので、そっち方面に午前中はなるべく出掛けないようにしている。


しかし、この前バッタリった時は11時くらいだったし、今日はもう少し早い時間だし…「会いませんように」と呪文のように唱えながら向かった。


前に会った道とは違う道を通ろうかとも思ったが、いやいやこの道を通る時間はたった5分なのだ。確率はかなり低いと踏んでペダルも踏んだ。


前方に帽子を被った女性が見えた。かりんちゃんだ。ちょうど左に道があったので急ハンドルを切った。

かりんちゃんは気付いただろうか?


あと数秒遅かったら、曲がる道もなく会ってただろうけど、助かった~

なんで会う?と思ったけど、これで今から向かうスーパーで会う心配はなくなったと前向きに考えた。


去年は大晦日に海老天を買いに行ったスーパーで、バッタリ会った。会うのは約1年ぶりか。去年も「会いませんように」と呪文を唱えながら向かったのではなかったか?やれやれ


なんでこんなに引きが強いんだ?会いたいと思うより、会いたくないと思う気持ちの方が強いんだろうな~


ところで、観に行った映画は「窓際のトットちゃん」ずいぶん昔に本を読んだ気がする。


ちょっと泣けるいい映画ではあったけど、今の子どもには理解が出来ないかもなぁ。トットちゃんのおうちは今あってもおしゃれで大きなおうちだけど、お風呂は小さいし、けむりがもくもく出てる。昭和18年頃銀座のデパートでおもちゃを買ってもらって、資生堂パーラーでアイスクリームが食べたいっておねだりの出来るトットちゃんのおうちはかなりの金持ちなんだなと思った。


トットちゃんは型にはまれない純粋な子どもだけど、とてもいい学校に転校が出来て幸せだったと思う。

それもお金持ちだからよねぇと思う私は純粋なんて気持ちは見当たらない。


でも見終わったあとはしんみりとした。