こんばんは。
少しブログをお休みしていました。
結弦さんと全く関係の無いお話ですみません。
2月27日に、愛娘🐱「ぽに」が急逝しました。
前日夜、東京ドームから帰宅した私を玄関まで迎えに出てくれました。
おねだりされて、おやつをあげました。
食べ終わると、膝に登って来ました。
いつもと同じ夜。
明日もいつもと同じ毎日だと思っていました。
なのに、なんの前触れも無く、突然逝ってしまった。
まるで、GIFTが終わってお母にゃんが落ち着くのを待っていたかのように。
GIFTのディレイビューイングに行くはずでした。
急遽取りやめて、1日中ぽにのそばで過ごしました。
あまりにも唐突過ぎて信じられないまま、それでもなんとか今日、先住猫の「にゃあ」と「しろちび」が待つ虹の橋に送り出しました。
今朝まではそばにいた小さな身体が無くなって、顔を見ながら話しかけることも、小さな頭を撫でることも出来なくなってしまいました。
考えると涙が止まらなくなるので、なんとか気持ちを逸らそうとしましたが、無理。
3にゃんを順番に見送り、とうとう我が家に猫がいなくなってしまいました。
最年長で一人息子のにゃあが19歳で虹の橋を渡った時は、しろちびとぽにが支えてくれました。
末娘のしろちびが18歳で旅立った時は、ぽにが天寿を全うするまで頑張らなくてはと思い、気持ちを立て直しました。
ぽにが逝ってしまったらどうすればいいのか、何を支えに気持ちを立て直せば良いのか、わからない私。
最後の砦が崩れてしまったみたいです。
まだ何も考えられません。
通常のブログは、もう少しお休みするかもしれません。
3にゃんのうち最後にうちの子になりました。
出会った時はもう成猫だったので、年齢は推定です。けれど20年近い年月を、うちの子として生きました。なので20歳を超えていることは確かです。
人間なら100歳を超えるおばあにゃん。
毎朝起きると、玄関ドアのガラス越しに小さな三角の黒いシルエットが。
ああ、いつものにゃんこが来て座って待っている。
ドアを開けると消え入りそうなか細い震える声で「あ、あ、あ」と短く鳴きました。
まるで「今すぐご飯を食べないって死んでしまう」とでも言うように。
すでに2にゃんを引き取っていた我が家は、家も決して広くはないし、これ以上猫は増やせないと思っていました。
けれど、来る日も来る日も通って来て、雨にも負けず風にも負けず玄関前で待ち続ける根性に負けました。
体重1800g。
若い頃は3Kg近くあったのに、歳を重ねるとだんだん小さくなって行きました。
昨年一度体調を崩したあと、仔猫のように小さく軽くなってしまいました。体調が良くなってご飯をたくさん食られるようになっても、とうとう体重が戻らないままでした。
ツンデレで気が強くて、先住の子達とよくケンカもしました。
小さな身体で、自分より遥かに大きなにゃあ君を私の膝から追い落として、ちゃっかり自分が膝に乗って来たりするような大変なお転婆娘でした。
いつもベッドに潜り込んで来て、腕枕で抱えるようにしないと寝ない子でした。
お母にゃんのお腹の上と膝が好きでした。
自分で網戸を開けて脱走して、必死に探している間に自分が開けた窓からしれっと帰って来たり、床下収納を掃除していたら、隙をついて床下に入り込み、行方不明になりかけたことも。その時はお父にゃんが、狭い床下に無理矢理潜り込んでやっとの思いで連れ帰って来たました。(後に、家中の網戸に鍵を付けました。)
お転婆ばかりするくせに身体が弱くて、何度も入院してみんなを心配させました。
注射や点滴に通ったことも…。
その度元気に復活して見せて、野良の過酷な生活をしていた頃に身に付けたであろう逞しさを見せてくれました。
3にゃんの中で、1番手のかかる子だったなあと思います。
けれど、それもまた愛しかった。
ぽに、享年23歳。
小さな小さな身体で、頑張って生き抜きました。
お母にゃんは腕枕が空いてしまって、今夜から一人でどうやって眠れば良いのか…。
若かりし日のぽっちゃん。
「このにゃんこタワーはあたちの物にゃ。」