おはようございます。


GPファイナル、草ちゃん、舞依ちゃん、お帰りなさいという感じでした。

実力があって、下地がしっかりしていて、誰よりも努力をしていて、なのに怪我や病気に泣かされて来た2人。

厳しい状況下でもクサることなく、体調管理に気を使いながら、コツコツとトレーニングを積んで来た2人。

そんな2人が、やっといるべき場所に帰って来た。そんな大会でした。


三原舞依ちゃん、GPファイナル初制覇おめでとう( ;∀;)

山本草太くん、銀メダルおめでとう( ;∀;)


そして日本人初!GPファイナルペア優勝!

りくりゅう、おめでとう( ;∀;)


龍一くんがペアに転向してから、初めてのリフトやスロージャンプetcで悩み、苦しみ、必死になってトレーニングを積んで来た過程を何年も見て来た私としては、もう言葉もない状態。

なるりゅうから始まって、相性の良いパートナーに出会うまでの紆余曲折も相まって、感動もひとしお🥹



日本選手が、カップル競技で表彰台の真ん中に立つ姿を見る日が来ようとは…(´;ω;`)ウッ…


ただ一つ気になるのは、龍一くんとりくちゃんの年齢差。

りくちゃんが選手としてピークに達する年齢になった時、歳を重ねた龍一くんが、体力的にどこまで頑張れるか?

アイスダンスと違い、ジャンプも跳ぶ。

リフトで人を持ち上げる。

スロージャンプで投げる。

などなど、ペアは、体力をめちゃくちゃ消耗する競技です。

せっかく相性ぴったり!の素敵なカップル。

1シーズンでも長く、活躍してくれることを願います🙏🙏🙏



ちょっとイヤな言い方をしますが…。

ドーピング問題、ウクライナ情勢、オリンピック後で休養する選手がたくさんいること。

様々な事情で強豪と言われる選手がごっそり欠けていた今シーズン。

今季の結果は完全に実力で獲ったというより、運と巡り合わせが大きく影響したと思います。

もちろん、いつだってGPシリーズのアサインによって結果が左右されることはありますけれど。

そして、「運も実力のうち」なんて言葉も…。


それでもやはり、草ちゃん、舞依ちゃん、りくりゅうが掴みとったこの結果が素晴らしいものであり、想像を絶する努力の賜物であることには変わりありません。

彼らの今後の活躍と更なる進化をお祈りしています。



そしてしょーま君。

「羽生結弦の4連覇」以来、久しぶりに日本人男子がGPファイナルの頂点に。

おめでとうございます㊗️



にしても、パラベーラの会場。

結弦さんが出場されたあのGPファイナルと同じ会場とは思えない、客席すかすかっぷりにはびっくりでした(ーー;)

結弦さんのファンが、日本から、世界各国から、どれほどフィギュアスケートの試合に足を運んでいたのか…。

もちろん、コロナの影響も無いはずはありませんし、日本の話だけするならば、円安で海外旅行がし難いという事情もあるとは思いますけれど。


ソースが不明なので事実かどうかわからないのですが、パラベーラの会場、お客さんが少ないので上のフロアは閉鎖して、前の座席に全員集めたと聞きました。

それでも座席、空いてたよね(・・;)


これは、


「ほらご覧!ハニューがいなければ、フィギュアスケート人気なんて大したことないのよ!ハニューがフィギュアスケート人気を1人で支えていたのよ!ざまあ!」


なんてドヤ顔で言って終わることではない、由々しき事態です。


フィギュアスケートファンの中でも、会場に足を運んだり、ましてや海外まで応援に駆けつけるようなコアなファンは、確かに結弦さんのファンが多かったのだということは、先日のNHK杯の観客動員数などからも窺い知れることです。

世界中に熱心なファンを持ち、巨大なファンダムを抱える結弦さんの人気ぶりがわかります。

「フィギュアスケート」が好きなのではなく、「Yuzuru Hanyuだけ」が好き!という海外のファンも、私は知っています。もちろん、日本のファンでも。


これって、フィギュアスケートはこの先どうなるの?と不安になるお話しです。

結弦さんの愛したフィギュアスケートが、競技として発展して行く未来が見えない…。


過去、結弦さんが怪我などで出場出来なくなった試合のテレビ放送が、深夜に追いやられたり、生中継から録画になったりしたのを思い出してしまいます。


この先、お客の入りが良くなくて、視聴率も下がって、となれば、テレビ放送からフィギュアスケートが消える可能性も。

そして、放映権が値下がりして連盟の収入が減り、選手の育成資金が減り、勝てる選手がいなくなり…。


……((((;´・ω・`)))



選手育成資金に関しては、結弦さんが連盟に所属し、シニアの世界で活躍した11年間に稼いだ貯金が◯◯億円あるので、しばらくは心配なさそうですが。


フィギュアスケートの未来が見えない。

結弦さんはプロになって、ある意味エンターテイメントの世界に身を置くようになったけれど、一生滑り続けることは出来ません。

いつか人前で滑ることが無くなる。

コーチやコレオグラファー、ショーの演出などのお仕事にシフトして行くでしょう。

その時、フィギュアスケート人気が凋落していたらと思うと、暗澹たる気持ちになります。



今のところ、プロアスリート羽生結弦の未来は、明るい要素しかありません。

私のつまらない心配は、杞憂に終わるかも知れませんけれど。

フィギュアスケートの未来が羽生結弦の未来に直結することだけは、間違いないと思っています。

あの方は、生涯をフィギュアスケートに捧げる人だと思うから。

それ以外の生き方をするあの方が、想像出来ないから。