フジテレビ公式




今年、競技会から引退しプロに転向した羽生結弦。2大会連続の五輪金メダルや世界選手権の優勝、全日本フィギュア通算6回優勝のレジェンドが、全日本フィギュアで披露した数々の名演技、名場面を一挙にプレイバック!全日本フィギュアに出場した全11大会の、全演技やフラッシュインタビュー、バックヤードの映像なども収録した、珠玉の150分をお届けします!【放送日時】12月7日(水)21:00~23:30【羽生結弦 栄光の全日本ヒストリー~全11大会一挙プレイバック~】



https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/922200201.html




フジは相変わらずこういうMADを作るのが上手いですね。

こんなん見たら泣いちゃう( ;  ; )


北京五輪代表の切符をかけた2021年の全日本が、結局、満員の観客の前で競技スケーターとして出場した最後の試合になりました。

試合は北京五輪が最後でしたが、大きな会場を天井席までいっぱい埋め尽くしたファンは、北京にはいなかった。

2021年の全日本後のインタビューで、「あと何回こういう光景を見られるか…」と語った結弦さんの言葉。

結果に関係無く、北京五輪が終わったら競技から引くと、あの時もう心は決まっていたのだろうな。

史上最高のスケーターの競技者として最後の試合には、あのさいたまスーパーアリーナの、感動と熱狂と興奮が相応しい。そんな風にも思ったりもします。

人に見てもらうのが好きで、勝つことが好きで、ファンの声援をそのまま力に変えることの出来る人。

満場の観客、総立ちのスタンディングオベーション、鳴り止まない万雷の拍手。

コロナで失ってしまった物たち。

それを今、プロローグで取り戻した結弦さんは、幸せだと思って良いですか?

結弦さんに、そう聞いてみたくなりました。


以前、結弦さんのサインが花びらにプリントされた青い薔薇が、数量限定で販売されたのを思い出しました。

ブルーローズのプリザーブドフラワーに、ゴールドで結弦さんのサイン。

スワロフスキーがあしらわれていました。

かつては幻の薔薇と言われた青い薔薇。

名前はアプローズ(喝采)。

花言葉は「夢かなう」。

羽生結弦というフィギュアスケーターを象徴するような薔薇です。


薔薇には青い色素がないため、青い薔薇は存在しない物。

青い薔薇を作るのは不可能と言われていましたが、サントリーが最新のバイオテクノロジーを駆使し、長い年月をかけて、苦心の末に咲かせました。


幻のジャンプ「羽生結弦の4回転アクセル」の夢も、いつかきっとかなう日が来る。

そんなことを思う夜。

そう言えば、今更ながらちょっと考えます。

いつか結弦さんが競技の世界から引く時が来たら、最後の試合を現地で応援したいと思っていた私の思いは、昨年の全日本でかなったと言っていいのかしら?