https://twitter.com/meguroadch/status/1333850225384022016?s=21
サフチェンコさん、結弦さんはスペシャルだと。
ありがとうございます♪
個人的な話をさせて頂くならば、「パリの散歩道」は結弦さんが大人になったと、私が強く感じたプログラムでした。
表現力に磨きがかかった。
がむしゃらにジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!で、パトリックに追いつこうとしていた少年が、ケレン味たっぷりに、大人になりかけの若者がちょっと背伸びしてカッコつけて、パリの街を闊歩する青年を演じるのを見てわお!っと思ったんですよね。
19歳という年齢も絶妙。
無邪気で無垢な少年から、少し大人の男に。
爽やかで清潔感があって、それでいてちょいワルセクシーw
2シーズン演じたことで振付もブラッシュアップされたし、プログラムが馴染んだことで自由にのびのび滑っていると感じました。
自信たっぷりで、何より生き生きと楽しそうに滑る姿が印象的でした。
何より、ジェフのコレオが最高!
喘息患者特有の猫背になりがち(喘息は発作時など呼吸が苦しい時は、クッションなどを抱えて丸くなっているのが一番楽というかマシなので、猫背になりがちなんです)な彼の姿勢をそのまま生かして、カッコよく見えるように考えてくれた。
そして、脚の長さが目立つハイキックやヘランジで、彼の抜群の超絶プロポーションを強調。
個性的でオシャレでクールなプログラムは、19歳の結弦さんにぴたりとハマりました。
オリンピックの後、アイスショーやエキシビションで何度か再演しているけれど、19歳の瑞々しい演技からどんどん円熟してカッコ良さが振り切れて行くという最高のお宝プログラムになりましたね。
元々が大人っぽいプログラムですし、何度見ても飽きることなく、見るたび好きになります。
初演の時17歳だった彼に、先々を見据えたようなこのプログラムを与えたジェフの慧眼とセンスに敬服です。