週刊女性プライム


死別、災害、挫折……人に寄り添うデザインから生まれた「光と影」の東京五輪メダル








この方、幼い頃は喘息に苦しみ、阪神淡路大震災を経験されていらっしゃるんですね。
結弦さんと共通点が多いんですね。
だから結弦さんが、自然と頭に浮かんだのかしら?

東京五輪延期はアスリートにとって、人生を変えるほどの大問題。

今年3月のモントリオールワールド中止も、フィギュアスケーター達の人生を大きく変えてしまった。
最後の世界選手権のつもりでいたのに、ここで頑張って結果を出して、引退後の未来につなげようとしていた選手もいたと思います。
それがダメになってしまった。
初めて世界選手権の舞台に立ち、北京につなげる経験を積むはずだった選手もいたかも知れない。

新型コロナ終息が見えない今、新シーズンも五里霧中。
そんな中でも結弦さんは、自身の夢を叶えるため、目標を達成するため、ファンやコーチや様々な人の期待に応えるため、4A習得のための身体作りに励み、新プログラムについて考えている。

そろそろ自粛疲れしたよという人もいるでしょう。
GWが近づき、そわそわしてしまう人もいるでしょう。
私のように病気がちで自由に動けないことに慣れている人間でも、うんざりした気分になることがあるのだから、日頃健康で元気で自由に動ける人は尚更きついかもしれない。

でも、自分の人生を左右する競技の練習が出来ないアスリートのことを思えば、外出自粛など何ということはない。
文字通り命がけで、最前線で働く全ての医療関係者、物流に携わる方、小売店で対面で接客している方、休めない人のためにお子さんを預かる保育士の方、テレワーク出来ない職種で日々通勤を余儀なくされている方、そういう人達の我慢や努力の上に今の私達の生活が成り立っていることを忘れてはいけない。そう思います。


私のゆづ友さんには、保健所の職員さんや看護師さん、検査技師さん、保育士さんなどが何人もいらっしゃいます。
日々彼女達の厳しい仕事を思い、感謝すると同時に、無事と健康を祈っています。


深夜の独り言です。